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東京オリンピック野球|日程・会場・出場資格・競技ルール・歴史・見どころ

東京オリンピックの野球の種目の注目度は高く、メダルの獲得の期待値も高いです。

東京オリンピックの野球の種目の日程や会場、出場資格、競技ルール、歴史、見どころなどを調査しました。

それでは詳しく見ていきましょう。

東京オリンピック 野球の日程

東京オリンピック野球の競技日程を見ていきましょう。

7月28日(水)
福島あづま球場
オープニングラウンド
12:00-15:00
7月29日(木)
横浜スタジアム
オープニングラウンド
19:00-22:00
7月30日(金)
横浜スタジアム
オープニングラウンド
12:00-15:00
19:00-22:00
7月31日(土)
横浜スタジアム
オープニングラウンド
12:00-15:00
19:00-22:00
8月1日(日)
横浜スタジアム
ノックアウトステージ#1
12:00-15:00
ノックアウトステージ#2
19:00-22:00
8月2日(月)
横浜スタジアム
ノックアウトステージ#3
12:00-15:00
ノックアウトステージ#4
19:00-22:00
8月3日(火)
横浜スタジアム
ノックアウトステージ#5
19:00~22:00
8月4日(水)
横浜スタジアム
ノックアウトステージ#6
12:00-15:00
準決勝#7
19:00-22:00
8月5日(木)
横浜スタジアム
準決勝#8
19:00-22:00
8月7日(土)
横浜スタジアム
3位決定戦#9
12:00-15:00
決勝戦#10
表彰式
19:00-22:30

※オープニングラウンド=グループリーグ
※ノックアウトステージ=決勝トーナメント

ノックアウトステージの組み合わせはトーナメント表をご確認下さい。

 

東京オリンピック 野球のトーナメント表

東京オリンピック野球のトーナメント表はこちらになります。

出典:https://tokyo2020.org/

東京オリンピック 野球の会場一覧

東京オリンピック野球の会場は福島あづま球場と横浜スタジアムです。

大会初日7月28日(水)の試合のみ福島あづま球場で行われ、それ以外は全て横浜スタジアムで行われます。

 

福島あづま球場

所在地:福島県福島市佐原神事場1

 

主要なアクセス(オリンピック時)

  • 「福島駅」下車シャトルバス乗車

※オリンピック公式HPで公共交通機関のご利用を推奨しております。

 

収容人数(キャパシティ):14,300人

 

1986年に開場し、当時、東北地方では最大規模の球場でした。

1987年からプロ野球の公式戦での使用が開始され、現在でも年数回のプロ野球公式戦や高校野球、社会人野球など幅広く使用されており、親しみのある球場となっております。

東京オリンピックの野球の会場になったことに伴い、グラウンドへの人工芝の導入や座席の安全性向上などの回収が行われました。

福島あづま球場(東京オリンピック野球会場)のアクセス行き方と最寄り駅は?日本戦日程や座席表についても!放射線量は大丈夫?新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、約1年程度の延期となった東京オリンピック。 延期は一体いつになったのか、気になる方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、東京オリンピックの「野球」についてご紹介したいと思います。 東京オリンピック「野球」の『福島あづま球場』での日程と日本戦はいつなのか、『福島あづま球場』の概要(駐車場等)、東京オリンピックの為に改修されたのか、それに加え『福島あづま球場』の座席表と放射線量は大丈夫なのか、更に行き方などのアクセス方法と最寄り駅はどこなのかをご紹介します。...

 

 

横浜スタジアム(ハマスタ)

所在地:神奈川県横浜市中区横浜公園

 

主要なアクセス(オリンピック時):

JR根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」下車→徒歩

みなとみらい線「日本大通り駅」下車→徒歩

※オリンピック公式HPでは公共交通機関のご利用を推奨しております。

 

収容人数(キャパシティ):35,000人

 

1978年に開場しました。

プロ野球セントラル・リーグの横浜DeNAベイスターズの本拠地としてお馴染みの球場ですね。

日本初の多目的スタジアムでもあり、アメリカンフットボールの試合でも利用されます。

オリンピックの会場になったことにより、収容人数の拡張やエレベーターを増やすなど、バリアフリーにも配慮して改修が行われました。

横浜スタジアム(東京五輪会場)のアクセス行き方と最寄り駅は?キャパや座席表や日本戦の日程についても!東京オリンピック野球の会場として横浜スタジアムが選ばれております。 横浜スタジアムは神奈川県横浜市中区にある野球場であり、プロ野球の横浜DeNAベイスターズの本拠地スタジアムとして知られております。 今回は横浜スタジアムのアクセス方法(行き方)や最寄り駅、収容人数(キャパシティ)や座席表、さらに日本戦の日程などについて調査しました。 それでは詳しく見ていきましょう。...

 

東京オリンピック 野球の出場資格

東京オリンピック野球の出場資格を見ていきましょう。

 

  • 開催国
    今回は東京でオリンピックが開催されるため予選を戦わなくても良く、無条件で日本は出場できます。
  • アフリカ/ヨーロッパ予選の上位
    アフリカ野球選手権大会の優勝チームとヨーロッパ野球選手権大会の上位5チームの計6チームが戦い、優勝した国に出場権が与えられます。
  • 2019 WBSCプレミア12の上位
    2019WBSCプレミア12には2018年最後に発表されたWBSC野球世界ランキングの上位12の国が出場します。
    アメリカ大陸の上位1国とアジア・オセアニア大陸の上位1国(開催国である日本を除く)に出場権が与えられます。
    もしアジア・オセアニア大陸の国が上位6位以内に残らなかった際には、インターコンチネンタルトで決定する事になっています。
  • アメリカ大陸予選の上位
    リマ2019パンアメリカ競技大会の上位2国と2019 WBSCプレミア12で東京オリンピックの出場権を逃した国が出場します。優勝した国に出場権が与えられます。本来ならば2020年3月に予選が開催される予定でしたが、延期になっています。
  • インターコンチネンタル予選(世界最終予選)の上位
    アフリカ/ヨーロッパ予選の2位の国とアメリカ大陸予選の2位と3位の国、2019年アジア選手権大会の上位2国(すでに出場を決めている国を除く」、2019年のオセアニア予選の優勝した国が出場します。
    この予選もアメリカ大陸予選と同じように延期になっています。
  • 東京オリンピックの代表選手の枠は24人(プロ選手の出場可能)
  • 選手の年齢は18歳以上

 

東京オリンピック野球の出場国と強豪国は?日本が勝つには東京オリンピックでは野球の種目が非常に注目されていて、メダルの獲得の期待も高いです。 東京オリンピックの野球の種目の出場国や強豪国、日本が勝つためにする事などについて調査しました。 それでは詳しく見ていきましょう。...

 

東京オリンピック 野球の競技ルール

続いて東京オリンピック野球の競技ルールと試合の進め方を見ていきます。

 

■競技ルール

東京オリンピックは指名打者制を採用します。

(指名打者制とは攻撃時に投手の代わりに他の打者を指定できる制度です。)

そのため投手はバッターボックスに立たずに良く、自分のピッチングにだけ集中できます。

コールド制も採用しています。

7イニングが終わった時点で10 点差以上付いていると、そこで自動的に試合が終わります。

タイブレーク制に関しては、現時点(2020年8月21日時点)では決まっていないです。2008年の北京オリンピックの際はタイブレーク制を採用しており、東京オリンピックでも採用する可能性は少なからずあります。

 

■試合の進め方

まずオープニングラウンドで、グループAとグループBに分かれリーグ戦を行います。リーグ戦の結果で順位を決めて、ノックアウトステージに進みます。

※オープニングラウンド=グループリーグ
※ノックアウトステージ=決勝トーナメント

ノックアウトステージではグループAとグループBの1位同士、2位同士、3位同士がそれぞれ対戦します。

勝利した国は次に駒を進める事ができ、敗退した国は敗者復活戦に回ります。

敗者復活戦がある事により、1回負けたとしてもメダルを獲得するチャンスはあります。

決勝についてはノックアウトステージを勝ち進んだ国と敗者復活戦を制した国で行います。

 

東京オリンピック 野球の歴史


東京オリンピック野球の歴史を見ていきましょう。

 

1984年ロサンゼルス五輪

出場国: 日本、アメリカ、韓国、チャイニーズタイペイ、イタリア、ニカラグア、ドミニカ共和国、カナダ

 

金メダル:日本

銀メダル:アメリカ

銅メダル:チャイニーズタイペイ

 

監督:松永怜一さん

主な選手:宮本和知選手、秦真司選手、和田豊選手、広沢克己選手

 

当初はアメリカ、ニカラグア、韓国、イタリア、チャイニーズタイペイの6か国で野球の種目が行われる予定でした。しかし東西冷戦の影響でソビエト連邦がオリンピックの出場をボイコットして、それにキューバも同調したため不参加になりました。

この事を受けて大会組織委員長を務めたピーター・ユベロスさんが出場国の拡大を提唱しました。候補に日本とカナダ、オランダが挙げられて、国内の野球の人気が高い上に実力もある日本とカナダが選ばれました。そしてキューバの代わりにはドミニカ共和国に声がかかりました。

予選は2勝1敗で1位突破しました。準決勝では台湾を延長の末サヨナラ勝ちして、決勝ではアメリカに6対3で下して金メダルを獲得しました。

 

1988年ソウル五輪

出場国:日本、チャイニーズタイペイ、韓国、オランダ、アメリカ、プエルトリコ、カナダ、オーストラリア

金メダル:アメリカ

銀メダル:日本

銅メダル:プエルトリコ

 

監督:鈴木義信さん

主な選手:野茂英雄選手、古田敦也選手、野村謙二郎選手、笘篠賢治選手

 

日本は予選を3勝0敗の1位で通過して、その勢いのまま準決勝では開催国である韓国も3対1で下し決勝進出を決めます。決勝では前回の大会と同じアメリカとの対戦になります。試合は接戦になりますが、アメリカが制して金メダルの獲得を決めます。日本は2大会連続の金メダルとはならず、銀メダルに終わります。

 

1992年バルセロナ五輪

出場国:日本、キューバ、チャイニーズタイペイ、アメリカ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、イタリア、スペイン

 

金メダル: キューバ

銀メダル: チャイニーズタイペイ

銅メダル: 日本

 

監督: 山中正竹さん

主な選手:伊藤智仁選手、杉浦正則選手、小久保裕紀選手、佐藤真一選手

 

予選は5勝2敗の成績を挙げますが、日本とチャイニーズタイペイ、アメリカの3か国が同率で並びます。この場合は直接対決の結果と失点率で決まります。直接対決は1勝1敗で同じでしたが、失点は日本が3点(チャイニーズタイペイ戦2点、アメリカ戦1点)、チャイニーズタイペイが10点(日本0点、アメリカ戦10点)、アメリカが16点(日本戦7点、チャイニーズタイペイ戦9点)です。この事により日本が2位、チャイニーズタイペイが3位、アメリカが4位通過を決めています。

準決勝ではチャイニーズタイペイと対戦して2対5で負け、3位決定戦に回ります。3位決定戦ではアメリカと対戦して8対3で勝利して、銅メダルを獲得します。

 

1996年アトランタ五輪

出場国:日本、アメリカ、キューバ、ニカラグア、オランダ、イタリア、オーストラリア、韓国

 

金メダル: キューバ

銀メダル: 日本

銅メダル: アメリカ

 

監督:川島勝司さん

主な選手:森昌彦選手、福留孝介選手、松中信彦選手、谷佳知選手

 

予選では4勝3敗の成績を残します。ニカラグアと同率で並びますが、直接対決では勝利していたため3位通過します。準決勝ではアメリカとの対戦で、5本のホームランを打ち11対2で快勝します。決勝戦ではキューバと対戦して、乱打戦の後9対13で敗戦して銀メダルに終わります。

 

2000年シドニー五輪

出場国:日本、アメリカ、キューバ、韓国、オランダ、イタリア、オーストラリア、南アフリカ共和国

 

金メダル: アメリカ

銀メダル: キューバ

銅メダル: 韓国

 

監督:太田垣耕造さん

主な選手:松坂大輔選手、阿部慎之助選手、松中信彦選手、田口壮選手

 

この大会から国際オリンピック委員会(IOC)の方針で、プロ選手の出場が解禁されました。しかしプロチーム側がどれほど選手を選出するかについて議論が起きてしまい中々決まらなかったため、8人の選出にとどまります。それにプロの選手の合流が大会直前になり、合同練習の時間もあまり取る事が出来ず、不安の部分は大きかったです。

予選は4勝3敗の成績を挙げて、4位でぎりぎり通過します。準決勝ではキューバに0対3、3位決定戦では韓国に1対3で敗れてメダルの獲得を逃します。

 

2004年アテネ五輪

出場国:日本、キューバ、カナダ、オーストラリア、チャイニーズタイペイ、オランダ、ギリシャ、イタリア

 

金メダル: キューバ

銀メダル: オーストラリア

銅メダル: 日本

 

監督:長嶋茂雄さん

主な選手:岩隈久志選手、和田毅選手、城島健司選手、宮本慎也選手

 

アテネオリンピックでは代表メンバーをプロの選手だけで組みます。投手には各球団のエース、野手には小技を使える選手から長距離砲までいて期待が高まります。

予選では6勝1敗の成績を残し、キューバと同率で並びます。キューバとの直接対決では6対3で勝利していたため1位通過を決めています。準決勝ではオーストラリアに0対1で惜敗して3位決定戦に回ります。3位決定戦ではカナダに11対2で大勝して、銅メダルを獲得します。

 

2008年北京五輪

出場国: 日本、キューバ、カナダ、アメリカ、韓国、チャイニーズタイペイ、オランダ、中国

 

金メダル: 韓国

銀メダル: キューバ

銅メダル: アメリカ

 

監督:星野仙一さん

主な選手:川上憲伸選手、藤川球児選手、荒木雅博選手、稲葉篤紀選手

 

2005年に王貞治監督が率いる日本代表がWBCを優勝した事から、王貞治さんに北京オリンピックの監督を任せると言う声が挙がりました。しかし王貞治さん自身が代表監督を退く事を決めたため、監督は星野仙一さんに要請されました。その要請を受けて星野仙一さんが監督に就任しました。代表メンバーには田中将大選手 (当時19歳)、ダルビッシュ有選手 (21歳)、涌井秀章選手 (当時22歳)など若い人も選ばれています。

予選は4勝3敗で、4位でぎりぎり通過します。準決勝では宿敵の韓国と対戦します。序盤は2対1で勝っていましたが、終盤に逆転を許してしまい2対6で負けます。そして3位決定戦では4対8で負けて、メダルの獲得を逃します。

 

野球は2008年の北京五輪を最後にオリンピック競技から外れておりましたが、東京オリンピックでは競技として認められました。

 

野球における東京オリンピックの位置づけ

まずは前説明として、オリンピックの開催時期を説明します。

オリンピックはプロ野球のシーズン中に開催されます。

一方、WBCはシーズン前、プレミア12はシーズン後になっています。

プロ野球シーズン中に開催されるオリンピックについては、選手の派遣の調整は難しいです。

WBCについては、シーズン前ということで、早めに調整するためにチームを離れる必要があり、そのことでチームに対して自分をアピールするチャンスを失う可能性があります。

特にチーム内で絶対的な地位を確立していない選手は、今後の仕事に関わってくることもあるので、おいそれとWBC出場を表明できないという実態があります。

メジャーリーグの日本選手などもこれに当てはまる方が多いと思います。

一方、プレミア12はシーズン後なので、あまりチームに影響は出にくいですが、自分自身の身体の調整のため辞退する選手も少なからずいます。

そして肝心の位置づけですが、そもそも、プレミアム12とオリンピックはMLB選手(メジャーリーガー)の派遣を原則認めていません。

一方、WBCはメジャーリーガーの出場が認められております。

2006年のWBCは日本が優勝しましたが、メジャーリーガーのイチロー選手も参加しました。

しかし、オリンピックはそうはいかず、エンゼルスの大谷翔平選手やツインズの前田健太投手はまず参加できないでしょう。

野球という競技については、世界的に見てもMLBが組織として非常に強く、他の大会を盛り上げようというのがあまりないようです。

そういったところから、MLBとしてはメジャーリーガーをWBへは派遣すrのは認めるけど、オリンピックやプレミアム12については、MLBの質を下げることにつながりかねないということでお断りなのでしょう。

よって、野球の最高峰の舞台は圧倒的にメジャーリーグ、国際試合としてはWBCということになります。

オリンピックとプレミアム12については、プレミアム12がオリンピックの予選の位置づけがありますので、オリンピックの方が格上と言えそうです。

非常に簡易的な説明をしますと、

MLB>>WBC>オリンピック>プレミアム12

※MLBは国際試合ではないので別物とも言えます。

というイメージです。

また、前述の通り、オリンピックに関しては2008年を最後に正式種目から外されており、陸上競技や水泳、サッカーなどの他の競技に比べて絶対的な地位は確立されておりません。

日本でやアメリカではとても盛んなスポーツですが、実のところ、世界規模で見ると競技国が多いスポーツではないです。

ただ、日本の方の多くは他の競技と同じように夢を与える競技でもあるため、オリンピックに必要と考える方も多いと思います。

オリンピックはメジャーリーグ、WBC、プレミア12、日本プロ野球も含め、普段野球に興味がない人まで注目するイベントですので、とても影響力の大きい大会と言えます。

 

東京オリンピック 野球の見どころ

2008年の北京大会ではメダルの獲得を逃しており、今大会のメダルの獲得は特に期待されています。まだ誰が出るかは決まっていないですが、日本の今のプロの選手は2008年の代表メンバーと比較しても引けを取らず頼りになります。

日本で開かれると言う事で、日本代表の選手の頑張りをすぐ近くで見る事ができる所もポイントです。応援も直接届けられて、選手の背中を押せます。

現時点(2020年8月22日時点)では韓国の出場が決まっていて、韓国との試合も楽しみです。今までも国際大会で何回も対戦して良い勝負を繰り広げていて、熱戦の期待が高まります。

 

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