自転車(トラック)

東京オリンピック 自転車(トラック)|日程・会場・競技ルール・歴史・見どころ

東京オリンピックの正式競技である自転車(トラック)をご存じですか?

トラック競技にはケイリンなどがありますが、公営競技の競輪とは違いがあります。

せっかくの現地開催の東京オリンピックなので事前にルールなどを押さえておいた方がより競技を楽しめると言えるでしょう。

今回は東京オリンピックの自転車(トラック)の日程や会場、競技ルールや歴史、さらに見どころについてご紹介します。

東京オリンピック 自転車(トラック)の日程

東京オリンピックの自転車トラック競技の日程は8月2日(月)~8月8日(日)です。

詳細は下記の通りです。

男子チームスプリント

8月3日(火)予選,第一ラウンド,決勝,表彰式
15:30-18:10

 

男子スプリント(個人)

8月4日(水)予選,1/32決勝,1/32決勝敗者復活戦,1/16決勝,1/16敗者復活戦
15:30-19:00
8月5日(木)1/8決勝,1/8決勝敗者復活戦,準々決勝,決勝5-8位決定戦
15:30-18:50
8月6日(金)準決勝,決勝,表彰式
15:30-19:15

 

男子ケイリン

8月7日(土)第一ラウンド,敗者復活戦
15:30-18:25
8月8日(日)準々決勝,準決勝,決勝7-12位決定戦,決勝1-6位決定戦,表彰式
10:00-13:15

 

男子チームパーシュート

8月2日(月)予選
15:30-18:30
8月3日(火)第一ラウンド
15:30-18:10
8月4日(水)決勝,表彰式
15:30-19:00

 

男子オムニアム

8月5日(木)1.スクラッチレース,2.テンポレース,3.エリミネーションレース,4.ポイントレース,表彰式
15:30-18:50

 

男子マディソン

8月7日(土)決勝,表彰式
15:30-18:25

 

女子チームスプリント

8月2日(月)予選,第一ラウンド,決勝,表彰式
15:30-18:30

 

女子スプリント(個人)

8月6日(金)予選,1/32決勝,1/32決勝敗者復活戦,1/16決勝,1/16決勝敗者復活戦
15:30-19:15
8月7日(土)1/8決勝,1/8決勝敗者復活戦,準々決勝
15:30-18:25
8月8日(日)準決勝,決勝5-8位決定戦,決勝,表彰式
10:00-13:15

 

女子ケイリン

8月4日(水)第一ラウンド,敗者復活戦
15:30-19:00
8月5日(木)準々決勝,準決勝,決勝7-12位決定戦,決勝1-6位決定戦,表彰式
15:30-18:50

 

女子チームパーシュート

8月2日(月)予選
15:30-18:30
8月3日(火)第一ラウンド,決勝,表彰式
15:30-18:10

 

女子オムニアム

8月8日(日)1.スクラッチレース,2.テンポレース,3.エリミネーションレース,4.ポイントレース,表彰式
10:00-13:15

 

女子マディソン

8月6日(金)決勝,表彰式
15:30-19:15

 

 

東京オリンピック 自転車(トラック)の会場

東京オリンピックの自転車トラック競技の会場は伊豆ベロドロームです。

 

伊豆ベロドローム

所在地:静岡県伊豆市大野1826

 

主なアクセス方法:

  • JR伊東線「伊東駅」下車→シャトルバス乗車
  • 伊豆箱根鉄道「修善寺駅」下車→シャトルバス乗車

下記が注意事項です。

※公共交通機関をご利用推奨

※駅は追加・変更の可能性有

※アクセシブルルート(段差の少ない、車椅子の方などでもスムーズにアクセスできる道)は「伊東駅」の利用を想定

※パーク&バスライド(車を大規模駐車場に駐車しシャトルバスに乗り換え会場に向かうシステム)を現在検討中

公共交通機関からしっかりシャトルバスが出ているのは有難いですね。

情報は入り次第追記いたします。

 

収容人数:3,600人

 

2011年に開場した比較的新しい会場で、東京オリンピックに際しては特に大規模な改修は行っておりません。

伊豆に自転車競技の会場を集中させたいという思惑もあり、この地が選ばれたようです。(東京オリンピックのマウンテンバイクの会場も伊豆)

日本でトップクラスの競輪選手の練習拠点にもなっているため、日本の自転車競技の選手にとっては馴染みの深い場所のようです。

建物自体は自転車トラック競技だけでなく、サイクルサッカー(自転車で行うサッカー)の会場としても利用できます。

 

東京オリンピック 自転車(トラック)の競技ルール

東京オリンピック自転車(トラック)の競技ルールを見ていきましょう。

まずは日本で有名な競輪とオリンピックの自転車(トラック)競技で大きい違いはトラックの違いです。

競輪は1周の距離のバリエーションがありますが、オリンピック自転車(トラック)競技は250mの固定で、距離が短い分スピードを出しやすくするため、傾斜も急になっております。

続いて、種目については先ほど触れましたが、下記の6種目です。(男女それぞれあります。)

 

チームスプリント

スプリント

ケイリン

チームパシュート(団体追い抜き)

オムニアム

マディソン

 

ルールも見てみましょう。

 

■チームスプリント

  • 男子の場合は3名1チーム、女子の場合は2名1チームで、2チームが同時にスタートします。
  • チームメンバーが全員でスタートして、各選手が1周ずつ先頭を走り、先頭が1周ごとに抜けていき、最後の走者のタイムを競うレースです。
  • 予選(2試合)での上位4チームが優勝決定戦と3位決定戦に進むことができます。

 

 

■スプリント

 

  • 予選はタイムトライアル、順位決定戦はタイムではなく、着順を競うレースです。
  • 予選はスピードに乗った後の200mのタイムを競い、上位32名が次の順位決定戦に進むことができます。
  • 順位決定戦は1対1の対戦方式で、静止した状態からスタートして、1周250mのトラックの3周を走り、着順を競います。

 

 

■ケイリン

 

  • 予選も順位決定戦も5~7名の着順レースです。
  • スタート位置は抽選によって決まります。
  • 距離は1周250mのトラックを6周です。
  • 最初の3周はぺーサー(誘導員)が先導し、選手はペーサーの前輪を超えていけません。3周終わった後は自由に走れます。

スプリントよりも人数が多いため、さらにポジション取りが重要な競技です。

ペーサーがいなくなった後は激しいスプリント勝負が繰り広げられます。

ここで、補足説明として、競輪のルールの違いですが、ルールはほぼ同じですが、いくつか違いがあります。

一つは競輪はケイリンと同様に個人の着順で勝敗を決しますが、実際は本命を勝たせるために協力関係を築いているチーム戦です。一方のオリンピック競技のケイリンは完全な個人戦です。

 

 

■チームパシュート(団体追い抜き)

 

  • 1チーム男子は4名、女子は3名です。
  • 距離は男子が4000m、女子が3000mです。
  • 予選はタイムトライアル、順位決定戦は1チーム対1チームの対戦です。
  • 最終的に男子はチームで前から3番目、女子は2番目の選手がゴールするタイムを競います。または、相手チームに追いついても勝利となります。(追いつくとは、味方のチームの男子なら前から3番目、女子なら2番目の選手が相手の末尾から1m以内に入ること。)
  • レースの途中先頭の選手を交代しても構いません。

時速50kmくらいは平気で出ますので、先頭の選手が受ける空気抵抗は非常に大きく、体力を著しく消耗します。

距離も長いため、ずっと先頭でペースを維持するのは現実的ではありません。

そのため、空気抵抗を一番受ける先頭の選手を順に交代してき、スピードを維持しながら走るのがこのレースの特徴です。

 

 

■オムニアム

  • 1日に1.スクラッチ→2.テンポレース→3.エリミネーション→4.ポイントレースの順に4種目を行います。
  • 1~3の種目に共通して、ゴールの時に1位は40点、2位は38点、3位は36点、4~20位順番に2点ずつ、21位以下は1点ずつ差し引かれた点数のポイントを獲得します。(例えば5位は32点)
  • 4種目のポイントレースは1~3位と違い、ゴール時では4位までしかポイントが入らず、またポイントも違います。(後述)
  • 種目によりボーナスポイントがあるものがある。

各種目のルールをそれぞれ見てみましょう。

1.スクラッチ

  • 男子10km、女子7.5kmの着順のみでポイントが決まる。

最もシンプルなルールですね。

 

2.テンポレース

  • 男子10km、女子7.5kmで、5週目以降に毎周回1位通過の選手のみ1点のボーナスポイントが与えられる。

 

3.エリミネーション

  • 2周ごとに最後尾の選手が除外されていき、順位を競う。

つまり、最後は1対1の勝負になりますね。

 

4.ポイントレース

  • 距離は男子25km、女子は20km(長距離)。
  • 2kmごとに順位を競い、1位が5点、2位が3点、3位が2点、4位が1点、5位以下は0点となる。また、ゴール時点は着順ポイントが0倍になる。
  • 集団最後尾に追いついた場合は20点を得て、追いつかれた選手は20点を失う。

 

 

■マディソン

  • 1チーム2名で編成される。
  • 距離は男子50km、女子30km(長距離)。
  • チームで片方がレースに参加し、もう片方の選手はレースの邪魔にならないよう、コースの外でレースに参加しない。途中でチームメイトに触れることで交代できる。(長期戦のため、交代しながらスピードを維持する必要がある。)
  • 10周に1回の着順により、1位は5ポイント、2位は3ポイント、3位は2ポイント、4位は1ポイント、5位以下はポイントを獲得、また、ゴール時点はポイントが2倍になり、合計ポイントを競うレース。
  • 着順以外にも周回遅れに成功すると20ポイントという大量得点を獲得でき、逆に周回遅れになると20ポイント失う。

交代はルール上は選手に触れることでできますが、実際はスピードを生かした交代を行い、交代時のチームワークも重要になります。

 

上記の通り、様々なルールがあります。

ルールが競技をとても見ごたえのあるものにしているの、しっかり理解しているとよりレースを楽しめることができます。

 

東京オリンピック 自転車(トラック)の歴史

自転車(トラック)の歴史を見てみましょう。

競輪やオリンピック種目も含めて、自転車トラック競技の起源は定かではないと言われておりますが、1870~1880年代くらいには既にあったと言われております。

少なくとも1888年にデンマークで競輪は行われておりました。

一方、オリンピック競技となっているケイリンは日本、個人スプリントはフランス、チームスプリントはイタリア、マディソンはアメリカが発祥です。

自転車のトラック競技がオリンピックの正式競技となったのは1896年のアテネオリンピックからで、最も古くから採用されている競技の1つです。

実はオリンピックで採用されている自転車トラック競技はほんの一部ですが、途中で競技をリタイアする選手の続出など色々な問題が生じたため、度々採用種目やルールが変更になりましたが、現在の種目に落ち着いております。

強豪国の筆頭はイギリスで、オリンピックのケイリン、チームパシュート、個人スプリント、チームスプリントなどの種目で、なんと3連覇中です。

ただ、、近年はオランダが急速に力を伸ばし、特にスプリントはチームも個人については金メダルの筆頭と言われております。

 

東京オリンピック 自転車(トラック)の見どころ

東京オリンピックの自転車(トラック)の見どころを見てみましょう。

1つは種目が複数あり、どれも見ごたえがあるところですね。

個人戦ではポジション取りや、いつ仕掛けるかの駆け引き、最後の最後で逆転するところなどは見る人を熱くしてくれます。

また、団体戦は華麗なる交代などのチームワークですね。

団体戦の方がより国同士の戦いという構図になるので、それはそれでとても盛り上がります。

大会としては、これまでイギリスが主導権を握っておりましたが、近年は前述の通り、オランダが圧倒的な力を見せております。

このままオランダがぶっちぎりで優勝するのか、波乱の展開になるのかは注目したいところですね。

一方の日本代表については、実は東京オリンピックでメダルが期待できる選手が下記の通り多くいます。

どの選手も世界ランキング上位で、メダルが十分期待できます。

やはりメダルを獲得する試合はリアルタイムで見たいですよね。

自転車競技は前述の通り、8月2日(月)~8月8日(日)に開催されますので、是非リアルタイムで応援しましょう!

 

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