ボート

東京オリンピック ボートの出場国と強豪国は?

東京オリンピックのボート競技をご存じですか?

個人種目もありますが、基本的には4人や8人で漕ぐのがメインのスポーツです。

屈強な選手達の力強いレースは見る人を魅了します。

また、先行逃げ切りや後半追い上げなど細かい駆け引きもあり、とても見ごたえがあります。

特にレース後半は観客の声援から分かるように見る人を興奮の渦へと巻き込みます。

今回はそんな東京オリンピックボートの出場国と強豪国、さらに日本の現状レベルについてご紹介します。

東京オリンピック ボートの出場国は?

東京オリンピック出場国について見る前にボートの種目を見てみましょう。

 

  • シングルスカル
  • 舵手なしペア
  • ダブルスカル
  • 軽量級ダブルスカル
  • 舵手なしフォア
  • 舵手なしクォドルプル
  • エイト

 

選考については、男女ともに同じで、2019年の世界ボート選手権、大陸予選、2021年5月にスイスで行われる世界最終予選の結果、さらにシングルスカルのみ招待枠と開催国枠により決定します。

オリンピックの出場資格(FISA)

 

選考の大会を主催するFISA(国際ボート連盟)の公式ページにはずばりオリンピックの出場国を発表しておりません。

2019年の世界選手権の枠はシングルスカル9枠、舵手なしペア11枠、ダブルスカル11枠、軽量級ダブルスカル7枠、舵手なしフォア8枠、クォドルプルスカル8枠、エイト5枠(各種目に1つの国のみ出場可)と決まっており、さらに大会の結果も出ているので、そこから出場国と思われる国をご紹介します。

 

■2019年の世界選手権の結果により出場国と思われる国

※各種目で大会順位の順番で並べております。

 

男子

シングルスカル(9枠)

  1. ドイツ
  2. デンマーク
  3. ノルウェー
  4. リトアニア
  5. オランダ
  6. チェコ
  7. ニュージーランド
  8. クロアチア
  9. イタリア

 

舵手なしペア(11枠)

  1. クロアチア
  2. ニュージーランド
  3. オーストラリア
  4. イタリア
  5. スペイン
  6. フランス
  7. セルビア
  8. カナダ
  9. 南アフリカ
  10. ルーマニア
  11. ベラルーシ

 

ダブルスカル(11枠)

  1. 中国
  2. アイルランド
  3. ポーランド
  4. イギリス
  5. スイス
  6. ルーマニア
  7. オランダ
  8. ニュージーランド
  9. フランス
  10. ドイツ
  11. リトアニア

 

軽量級ダブルスカル(7枠)

  1. アイルランド
  2. イタリア
  3. ドイツ
  4. ノルウェー
  5. スペイン
  6. ポーランド
  7. ベルギー

 

舵手なしフォア(8枠)

  1. ポーランド
  2. ルーマニア
  3. イギリス
  4. イタリア
  5. アメリカ
  6. オーストラリア
  7. オランダ
  8. スイス

 

クォドルプルスカル(8枠)

  1. オランダ
  2. ポーランド
  3. イタリア
  4. オーストラリア
  5. ドイツ
  6. 中国
  7. ノルウェー
  8. イギリス

 

エイト(5枠)

  1. ドイツ
  2. オランダ
  3. イギリス
  4. オーストラリア
  5. アメリカ

 

女子

シングルスカル(9枠)

  1. アイルランド
  2. ニュージーランド
  3. アメリカ
  4. イギリス
  5. スイス
  6. カナダ
  7. 中国
  8. オランダ
  9. オーストリア

 

舵手なしペア(11枠)

  1. ニュージーランド
  2. オーストラリア
  3. カナダ
  4. アメリカ
  5. スペイン
  6. イタリア
  7. ルーマニア
  8. アイルランド
  9. 中国
  10. イギリス

 

ダブルスカル(11枠)

  1. ニュージーランド
  2. ルーマニア
  3. オランダ
  4. カナダ
  5. アメリカ
  6. フランス
  7. イタリア
  8. チェコ
  9. リトアニア
  10. 中国
  11. オーストラリア

 

軽量級ダブルスカル(7枠)

  1. ニュージーランド
  2. オランダ
  3. イギリス
  4. ルーマニア
  5. フランス
  6. ベラルーシ
  7. イタリア

 

舵手なしフォア(8枠)

  1. オーストラリア
  2. オランダ
  3. デンマーク
  4. ポーランド
  5. ルーマニア
  6. アメリカ
  7. イギリス
  8. カナダ

 

クォドルプルスカル(8枠)

  1. 中国
  2. ポーランド
  3. オランダ
  4. ドイツ
  5. ニュージーランド
  6. イギリス
  7. アメリカ
  8. イタリア

 

エイト(5枠)

  1. ニュージーランド
  2. オーストラリア
  3. アメリカ
  4. カナダ
  5. イギリス

出典:FISA

 

上記の世界選手権で決定した枠をベースに、各大陸予選、2021年5月にスイスで行われる世界最終予選の結果、さらにシングルスカルのみ招待枠と開催国枠が追加される形になります。

世界選手権の結果を見ても分かるように、日本はあまり得意な競技ではなく、基本的には開催国枠での参加になるかと思います。

自力出場の可能性があるとすると、男子のシングルスカル、軽量級ダブルスカル、女子の軽量級ダブルスカルくらいだと言われております。

正式に出場国が発表されましたら追記致します。

 

東京オリンピック ボートの強豪国は?

東京オリンピックのボート競技での強豪国はどこなのでしょうか?

基本的には前述の世界選手権の上位の国が強豪国と言っていいでしょう。

その他、せっかくですので、2016年リオオリンピックの結果も見ておきましょう。

 

2016年リオオリンピックの結果

男子

■シングルスカル

  1. ニュージーランド
  2. クロアチア
  3. チェコ
  4. ベルギー
  5. ベラルーシ
  6. キューバ

 

■舵手なしペア

  1. ニュージーランド
  2. 南アフリカ
  3. イタリア
  4. イギリス
  5. フランス
  6. オーストラリア

 

■ダブルスカル

  1. クロアチア
  2. リトアニア
  3. ノルウェー
  4. イタリア
  5. イギリス
  6. フランス

 

■軽量級ダブルスカル

  1. フランス
  2. アイルランド
  3. ノルウェー
  4. 南アフリカ
  5. アメリカ
  6. ポーランド

 

■舵手なしフォア

  1. イギリス
  2. オーストラリア
  3. イタリア
  4. 南アフリカ
  5. オランダ
  6. カナダ

 

■クォドルプルスカル

  1. ドイツ
  2. オーストラリア
  3. エストニア
  4. ポーランド
  5. イギリス
  6. ウクライナ

 

■エイト

  1. イギリス
  2. ドイツ
  3. オランダ
  4. アメリカ
  5. ポーランド
  6. ニュージーランド

 

女子

■シングルスカル

  1. オーストラリア
  2. アメリカ
  3. 中国
  4. ニュージーランド
  5. スイス
  6. オーストリア

 

■舵手なしペア

  1. イギリス
  2. ニュージーランド
  3. デンマーク
  4. アメリカ
  5. 南アフリカ
  6. スペイン

 

■ダブルスカル

  1. ポーランド
  2. イギリス
  3. リトアニア
  4. ギリシャ
  5. フランス
  6. アメリカ

 

■舵手なしフォア

※リオオリンピックでは不採用の競技

 

■クォドルプルスカル

  1. ドイツ
  2. オーストラリア
  3. エストニア
  4. ポーランド
  5. イギリス
  6. ウクライナ

 

■エイト

  1. アメリカ
  2. イギリス
  3. ルーマニア
  4. ニュージーランド
  5. カナダ
  6. オランダ

出典:FISA

 

直近の世界選手権や前回のオリンピックの結果から分かるように、基本的には欧米とオセアニア(オーストラリアやニュージーランド)が強豪国となります。

アジアは基本的には弱小国ですが、中国が近年力をつけてきております。

東京オリンピック本番でも、基本的には欧米とオセアニア、そして中国のメダル争いになるでしょう。

特に男子エイトはドイツがここ最近は非常に勢いがあり、優勝候補の筆頭と言えるので注目ですね。

 

欧米とオセアニアがなぜこれほど強いのかは一言で言うとボートというスポーツの人気です。

欧米やオセアニアは本当にサッカーみたいな感じでボートが人気のスポーツで、大学では大規模な大会が頻繁に行われております。

またプロのボートも人気で観客もつくので、収益も期待できます。

そういったところから投資が行われやすく、選手の練習環境も整うという相乗効果です。

もちろん欧米がボート発祥の国というところから、歴史も深く、ボートの教育体制が整っているという点もあります。

ただ、そういう細かいことよりも競技人口と練習環境というのが一番の理由だと言えます。

日本の野球を例に挙げると分かりやすいと思いますが、野球は世界的に見ても実はマイナーなスポーツですが、日本は世界でもトップクラスの競技人口を誇ります。

日本の甲子園のようにあれほど大規模な高校野球をする国は他にありません。

それがプロ野球など、日本の野球の人気につながっております。

それと同じような感じで欧米とオセアニアではボートが日本の野球のようにとても一般的なスポーツになっております。

日本ではボートをやろうとすると、そもそもボート部のある高校や大学は全国でも非常に限られております

仮にポテンシャルの高い選手がいたとしても、ボートのできる環境を得やすいとは言えないでしょう。

さらにスポーツ人気もないため、収益も期待できず、練習環境に投資もできず、選手も育ちにくいです。

これは他のスポーツに言えることですが、海外に練習拠点を移すという手があります。

確かに有効で、リオオリンピックのカヌースラロームで銅メダルを獲得した羽根田選手も日本では練習できないことを悟って単身で本場のスロバキアに渡り、見事に成果を出しました

ただ、海外に練習拠点を移すのは個人ではそれほどハードルは高くないですが、集団スポーツは費用の面なども含めてハードルが高いです。

選手それぞれの事情もあると思いますので、全員が海外に行けるというのは難しいのは容易に想像できますね。

また、ボートはアジアに盛んなところがほとんどないところから、欧米など距離も遠くなるので容易に海外練習に行けないのもマイナスポイントです。

こういった事情から、ボートでもシングルなど、人数の少ない競技は海外練習のハードルは少し低くなり、日本も実は人数が少ない種目ほどレベルが高いです。

逆にフォアやエイトなどの人数の多い種目はアジア勢は圧倒的に不利と言えるでしょう。

日本のレベルを上げるには、まずはシングルスカルなどの個人種目で成果を出していくしかないと思います。

 

まとめ

東京オリンピックの正式種目であるボートは日本に正直勝ち目は薄いですが、競技としては本当に見どころの多いスポーツです。

日本では一般的ではありませんが、前述の通り、アメリカでは本当にバスケやアメフトに次ぐ人気スポーツです。

それが面白さを物語っていると思います。

東京オリンピックという世界最高峰の舞台でトップクラスの選手が戦うことになりますので、お時間ある人はせっかくなのでボートも見てみてはいかがですか?

ボートは8月23日(金)~30日(金)で行われます。

是非リアルタイムでご覧ください。

 

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