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UEFAチャンピオンズリーグのU-24選手評価と注目選手!東京オリンピックサッカーで活躍するのは誰?

2019-20シーズン最後のイベント、世界最高峰と称されるUEFAチャンピオンズ決勝をもって東京オリンピック前年度のサッカーシーズンが終了しました。

今シーズンのチャンピオンズリーグ上位進出チームの所属選手から来年に開催される東京オリンピックで活躍を期待できる注目選手を探してみました。

チャンピオンズリーグの選手評価は今後の出場国の戦力を測る要素になりえますので所属チームでの実績を調べていきましょう。

エンバペ(フランス代表候補)FW/パリサンジェルマン 決勝進出

1998年12月20日生まれ(21歳)

カメルーン出身でサッカーコーチであった父ウィルフレッド氏アルジェリア人で元ハンドボール選手の母親を持ち、義兄のジル・ケンボ・エココ氏はレンヌでプレーしたサッカー選手とスポーツ一家で育ちました。

幼少期はフランスのサッカーエリート育成機関のクレールフォンテーヌ国立研究所でサッカー選手としての才能を発揮してレアル・マドリードに練習参加の招待を受けた当時から将来を嘱望された選手として期待されていました。

ASモナコのユースチーム所属時代に16歳でプロデビューを果たして翌年には17歳でモナコ最年少得点記録を樹立します。

2016-17シーズンにはリーグ史上2番目の若さでハットトリックを達成して、チャンピオンズリーグでは準々決勝で2ゴールを挙げて決勝トーナメントにおける1試合複数得点の最年少記録を18歳と113日に更新しました。

国内リーグ戦ではモナコの17季ぶりの優勝に貢献して2017-18シーズンにはビッククラブで現在所属のパリ・サンジャルマンにレンタル移籍での加入が発表されます。

移籍後もチャンピオンズリーグで10ゴールを挙げて今度は18歳11ヶ月で二桁得点到達の史上最年少記録も更新してしまう活躍を見せます。

2018ロシア・ワールドカップではフランス代表の10番を託されて同大会における最年少得点者となり計4ゴールをマークしました。

決勝でのゴールは10歳代の選手として伝説のペレ選手(ブラジル代表/ワールドカップ3度優勝)以来2人目となる60年ぶりの快挙となりフランスの優勝に多大なる貢献を果たしました。

国内リーグ、カップ、ワールドカップにプラスして2018年フランス最優秀選手など21歳の若さで個人タイトルの表彰を数多く受賞するスーパースターと言えるでしょう。

今シーズンのチャンピオンズリーグでは順々決勝アタランタ戦を前にケガにより出場を危ぶまれましたが驚異的な回復をみせて途中出場から流れを変えてチームの逆転勝利を呼び寄せました。

準決勝のライプティヒ戦でもエースのネイマール(ブラジル代表)と絶妙なコンビネーションを発揮してチーム初の決勝戦進出に貢献しています。

最大の特徴はスピードですが、FWとしてすべての能力に秀でていてA代表ですでにエースとなったエンバペ選手の東京オリンピック出場は非現実的と世間では評されていますが、本人は今回のチャンピオンズリーグと共に自身の初タイトル獲得に向けてオリンピックへの出場を熱望しているそうです。

アルフォンソ・デイビス(カナダ代表候補)DF/バイエルン 決勝進出

2000年11月02日生まれ(19歳)

ガーナ・ブドゥブラム出身でカナダ国籍を持つ異色の選手は今シーズンのバイエルン・ミュンヘンを語る上で欠かせない選手になっています。

15歳257日の史上2番目の若さでMLS(メジャーリーグサッカー)デビューを飾り、2017年6月にカナダ代表の最年少デビュー記録、翌年には歳年少得点記録を塗り替えたデイビス選手は今シーズンに同僚選手のケガにより出場チャンスを得ると、現在は不動のレギュラーとして活躍するまでに成長しました。

加入当初はサイドアタッカーでしたが前途の味方選手のケガをきっかけにコンバートされた左サイドDF持ち前の身体能力を最大限に発揮して攻撃では個人での突破守備ではカウンター時の驚異的なカバーリングバイエルンの安定した戦いを支える存在になりました。

リベリア人の両親が内戦で故郷を逃れたガーナにある難民キャンプで生まれ、生活していたデイヴィス選手は5歳の時に、カナダに難民として移り2017年6月6日に正式にカナダ国籍を取得しました。

北中米カリブ海のオリンピック予選は未だ行われていませんが世界中の子供たちに夢と希望を証明するシンデレラストーリで現在の地位まで登り詰めたデイビス選手の活躍を東京オリンピックの舞台でも見たいファンは多いのではないでしょか。

ダニ・オルモ(スペイン代表候補)MF/ライプツィヒ ベスト4/

1998年5月7日生まれ(22歳)

父ミケル氏は元サッカー選手で父親の影響を受けてサッカーを始めたダニ・オルモ選手はエスパニォールの下部組織で本格的なプレーをスタートさせました。

2007年には同地区にある世界的ビッククラブのFCバルセロナの下部組織(久保建英選手も以前所属していました)に移籍します。

バルセロナでトップチーム昇格を期待される活躍をしていましたが、16歳でクロアチアの名門ディナモ・ザグレブに移籍して当初はBチームでプレーしていましたが2015年にはトップチームデビューを果たしました。

2018-19シーズンにはチームの中心選手として活躍しまして年間最優秀選手にも選出されます。

シュートやパスのキック精度とドリブルでのテクニックが特徴的な選手でU-17スペイン代表を経て、U-21欧州選手権ではスペイン代表の優勝に大きく貢献して東京オリンピック出場を獲得しました。

2019年にはA代表にも選出されて、シーズン途中に現在のライプツィヒへ2024年までの契約で移籍しました。

今シーズンのチャンピオンズリーグでは準決勝でパリ・サンジェルマンに敗れはしましたが、攻撃の2列目で出場して準々決勝のアトレチコ・マドリード戦では先制点を決めて若いチームの躍動感あるサッカーを支える存在であり、将来の活躍を予感させました。

ブルーノ・ギマラインス(ブラジル代表候補)MF/リヨン ベスト4

1997年11月16日生まれ(22歳)

リオデジャネイロ出身ですがサンパウロ州のクラブ下部組織での活躍が評価されてレンタルでパラナ州の名門アトレチコ・パラナエンセ(筆者も下部組織に在籍したことがあります)に2017年に加入しました。

今シーズン途中に約23億円の移籍金、4年半契約でオリンピック・リヨンへ加入して、瞬く間にレギュラーポジションを獲得した大国ブラジル代表のオリンピック予選でキャプテンを務めた逸材です。

A代表のチッチ監督も将来を嘱望しており、U-23オリンピック世代最高のタレントと評価しています。

攻守両面に優れたセントラルMFで、走力に長けているだけでなく、182cmのフィジカルとパワフルな空中戦でも注目されています。

リヨン移籍後の5試合で3度のマンオブザマッチに選出される活躍でファンの心を掴み、クラブのレジェンドでブラジル代表の大先輩でもあるジュニーニョ・ベルナンブカーノの再来と言われるのは期待の大きさの表れでしょう。

今シーズンのチャンピオンズリーグでは準決勝で敗れたバイエルン戦をはじめ、優勝候補だった名門ユベントス戦、マンチェスターC戦でもチームの中心としてベスト4進出に欠かせない存在だった事を証明する活躍を見せました。

アンス・ファティ(スペイン代表候補)FW/バルセロナ ベスト8

2002年10月31日生まれ(18歳)

ギニアビサウ・ビサワ出身で7歳でスペインに移り住みセビージャの下部組織で活躍が認められ、2013年に久保建英選手(ビジャ・レアル/日本代表)が在籍していた名門バルセロナの下部組織に移籍を果たしました。

2019年に16歳298日でのトップチームデビューはクラブ史上2番目の若さでのことです。

16歳304日で記録したゴールはクラブ史上最年少ゴールであり、リーガ・エスパニョーラ史上3番目の若さでした。

同年9月14日のバレンシア戦では先発出場し、ホームでのクラブ史上最年少先発出場を果たすと、この試合で1ゴール・1アシストを記録し、カンプ・ノウ(ホームスタジアム)での最年少得点者、またリーガ・エスパニョーラ史上最年少で1試合中に得点とアシストを記録した選手ともなりました。

16歳321日でドルトムント戦に出場してクラブ史上最年少チャンピオンズリーグ出場選手と年少記録を次々と塗り替えて今シーズンの国内リーグ戦では2ゴールを決めてリーグの最年少マルチゴール記録も更新してしまいました。

スピードがありテクニックと駆け引きにも優れるアタッカーは攻撃的なポジションならどでも出場可能と思われますが、バルセロナでは主に左サイドのFWとして出場しています。

コンビネーションプレーにも長けておりメッシのアシストからゴールも決めました。

2019年9月20日に正式にスペイン国籍を取得して晴れてアンダーカテゴリーのスペイン代表に選出されています。

今シーズンのチャンピオンズリーグでは予選リーグの名門インテル戦に途中出場から決勝ゴールを決めて才能の片鱗を見せました。

次回のパリ五輪への出場資格を持つ世代ですが実力を評価されれば東京オリンピックに出場する可能性が期待できる才能豊かな選手です。

エリック・ガルシア(スペイン代表候補)DF/マンチェスターC ベスト8

2001年01月09日生まれ(19歳)

バルセロナ出身でラ・マシア(名門バルセロナのアカデミー名称)育ちで2017年にバルセロナのレジェンド、ペップ・グラウディオラ監督が就任したマンチェスターCに16歳で移籍しました。

同年にはカップ戦でプロデビューを果たし、現在は監督からの信頼度も増して19歳ながら経験が必要とされるセンターDFでスタメンでの出場も増えています。

ミスがほとんど無く、状況判断に優れたインテリジェンスを感じさせるプレースタイルでパス成功率も高く、育成年代にプレーしたバルセロナのスタイルに必要な要素を兼ね備える現在のパフォーマンスに古巣からの逆オファーがあると噂されていて、近年中にバルセロナに復帰する可能性が高いと報道されています。

2013年に日本で開催された「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ」に久保建英選手、アンス・ファティ選手と一緒にキャプテンとして出場していて大会MVPに選出されています。

スペイン代表ではU-17欧州選手権、U-17ワールドカップ、昨年に開催されたU-19欧州選手権にも出場しており久保選手、ファティ選手同様に次回のパリ大会に出場資格を持ちますが東京オリンピックに選出される可能性は高いと思われます。

今シーズンのチャンピオンズリーグでは敗れた準々決勝のリヨン戦では3DFの中央でスタメン出場し、プレミアリーグでも圧倒的な強さで独走優勝を果たしたリバプール戦に出場して4-0の勝利に貢献するなど、評価は右肩上がりで成長のスピードを感じさせます。

プリシッチ(アメリカ代表候補)MF/チェルシー ベスト8

1998年09月18日生まれ(22歳)

アメリカ出身でイングランドで幼少期の1年間を過ごしたプリシッチ選手の祖父はクロアチア出身であることからクロアチア語の読みがメジャー表記になったようです。

父親が1990年代のインドアサッカーのプロ選手だった関係も影響したのか17歳の若さでドイツに父親と共に移住してボルシア・ドルトムントと契約を交わし下部組織に移籍しました。

移籍翌年の2016年1月には17歳133日でトップチームデビューを果たします。

2016-17シーズンからはトップチームに定着してリーグ戦29試合に出場3得点を挙げて翌シーズンは公式戦42試合に出場し、5ゴール7アシストを記録しました。

このシーズンはマンチェスターUから復帰した香川真司選手(現レアル・サラゴサ)が在籍しており、共演する場面も見られました。

2019-20シーズンからは、夢だったと語るプレミアリーグ移籍を実現させてチェルシーに在籍して1年目から公式戦24試合で7ゴール6アシストの成績を残し、得点能力と局面を打開するドリブラーとして地位を確立したと言えるでしょう。

アメリカ代表では2013年に14歳でU-15アメリカ代表デビューを果たすと、そのわずか2カ月半後にはU-17同代表に飛び級で招集されました。

2016年3月28日のワールドカップ予選、グアテマラ戦でA代表デビュー。同年5月28日のボリビアとの親善試合で代表初得点を挙げています。

今シーズンのチャンピオンズリーグではケガの影響もあり満足いく活躍はできませんでしたが、未だ出場が決まっていませんが、積極的なドリブル突破でチャンスを創り出すプリシッチ選手を東京オリンピックの舞台で観てみたいと筆者の期待を込めて紹介させてもらいました。

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