マラソン

大迫傑のフォーム(走法)は?スロー動画や練習メニューやトレーニングシューズについても!

大迫傑選手をご存じでしょうか?大迫選手は現在日本の長距離界のエースとして活躍しており、日本の長距離界を語る上では欠かせない存在となっています。

今回はそんな大迫選手の成績、特徴、フォームの分析など詳しいところまで解説していきます。

それでは見ていきましょう!

大迫傑の成績

大迫選手の成績を記録面、勝負面の2つから見ていきます。

記録面

3000m 7分40秒 日本歴代1位

5000m 13分08 日本歴代1位

10000m 27分38 日本歴代4位・日本人学生歴代1位

ハーフマラソン 1時間1分1秒 U20日本歴代1位保持

フルマラソン 2時間5分29秒 日本歴代1位

3000m~フルマラソンまで全ての種目で日本記録を保持している選手は大迫選手しかいません。

大迫選手は、今までの日本人が体感したことのないスピードで走り切ることができる体と心を持ち合わせているようです。

勝負面

2016年日本選手権:5000m優勝 10000m優勝

2017年ボストンマラソン:3位入賞 (初マラソン)

2017年日本選手権:10000m優勝 (マラソン仕様の練習をしながら)

2018年日本選手権クロスカントリー:優勝 (マラソン仕様の練習をしながら)

日本のトップが集まる大会で勝ち切る勝負強さも持ち合わせています。

補足:陸上長距離では、ペースメーカーが置かれる記録を出すためのレース選手権の様な順位を第1に考えるレースがあり、2つに求められる能力は近いようで違います。その意味でも記録と勝負強さを持ち合わせている大迫選手は日本の長距離界で頭一つ抜けているといえます。

大迫傑の特徴

大迫選手の最大の特徴は「考え方」だと思います。

普通のアスリートとは違う考え方、行動をすることが多い大迫選手はよく「異端」だといわれます。そんな彼の異端エピソードを少し紹介させていただきます。

①駅伝に興味がない

大学生で駅伝部に所属しているランナーの99%は駅伝に興味があり、箱根駅伝を走るために日々努力を重ねているものだと思います。しかし、大迫選手は世界で戦うために、世界を目指す環境が整っている早稲田大学に入ったのであって、駅伝には本当に興味がなかったのです。

その証拠にキャプテンながら、11月末から箱根駅伝の直前までアメリカに遠征をしています。その時本人は「僕は大学の練習に出れないけれど結果でチームを引っ張る」と言い、出発したようです。10000mの日本学生記録を出して帰ってきたので有言実行したといえます。

②「異端」といわれていることに対して

大迫選手は「自分の事を異端といっている人の視野が狭い」と語り、これまで誰もしてこなかった挑戦を次々にしています。そして、これから自分のように世界を目指す後輩に新たな選択肢を与えるために自分が挑戦をして道を作っていると言っていました。

食事にあまりこだわらない

大迫選手はボルダー合宿の際に、「豆腐さえ食べていれば死なない」と名言を残していました。福岡国際の二日前にも博多ラーメンを食べたそうです。本人は食事にはこだわりすぎず、自分の生活リズムをとらえることを大事にしているそうです。

 

大迫選手は、他の選手がセオリーに囚われてしまう所でもどんどん新しい挑戦をし続けています。その挑戦こそが大迫選手を強くしたのだと思います。

 

大迫選手のフォーム(走法)は?スロー動画など

大迫選手のランニングフォームの最大の特徴は、つま先から地面に足を着けるフォアフット走法です。

スロー動画⇩

フォアフット走法は、ケニア人に多い走りで日本人は体のつくりからあまり向いていなと言われるれています。

正しいフォアフット走法で走るためには、足の強さと、足首の硬さが大切になってきます。足首の硬さは先天的なものなので、大迫選手のような走りをするには生まれつきの才能が必要ということになります。

大迫傑のトレーニングシューズは?

「大迫選手は普段の練習でどんなシューズを使っているか」誰もが気になることだと思います。見ていきましょう。

トラックのスピード練習:ストリークltカスタムスパイク、ペガサスターボ2、ヴェイパーフライ

距離走:ペガサスターボ、ライバルフライ、ヴェイパーフライ

ジョギング:ペガサス、フリーラン

大迫選手はシューズの履きわけにはかなりこだわっているようで種類が多いので、特に特徴的なところをピックアップしてご説明いたします

①ストリークltカスタムスパイク

ストリークltという日本で発売されている、レーシングシューズにスパイクのピンをつけたものです。一般発売はされておらず大迫選手が好んでいるためナイキが特別に提供していると思われます。

②ライバルフライ

ライバルフライというシューズは、とても安価でどちらかといえばビギナーランナー用のシューズです。大迫選手はあえてそのシューズを履き足を鍛えているということです。とても興味深い話ですよね。

大迫傑の練習メニューは?

大迫選手が練習拠点としているナイキ本社には、400mトラック、芝生のフィールド、ウッドチップコース、クロカンコース、ウエイトトレーニング場があり、設備は完璧です。

そんな完璧な環境でどんな練習が行われているのか誰もが気になるところですが、ナイキは練習内容を公開していません。

大迫選手は「皆さんが思っているほど特別なことはしていません」と言います。強いて上げるとすれば、トラックでのインターバルの質にこだわっているようですが、学法石川高校なども同じようにインターバルにこだわっているので、確かに特別なことではないかもしれません。

大迫傑のプロフィールと経歴

生年月日:1991年05月23日生まれ

身長・体重:170cm・52kg

出身地:東京

出身校:金井中(東京)→佐久長聖高(長野)→早稲田大学

主な代表歴:オリンピック(16リオ)・世界選手権(15北京、13モスクワ)・アジア大会(14仁川)

日本記録保持種目:3000m・5000m・マラソン

:元SKE研究生 橋本あゆみ(現:大迫あゆみ)

 

大迫傑は東京オリンピックでメダルを狙える?

ズバリ、大迫傑選手は東京オリンピックでメダルを狙えるのか。私は十分に可能性があると思います。理由は2つあります。

①大迫傑は高温多湿強い?

2015年8月の北京オリンピック5000mに走りや、2017年の7月に行われたホクレンの走りを見るに大迫選手は高温多湿なコンディションに強いのではないかと思います。どちらもアジア特有の厳しいコンディションでしたが北京ではラスト2000mを5分06秒でまとめ、ホクレンでは10000mを27分46秒で走っています。

これだけで暑さに強いと断言するには安易ですが、日本の気候に不慣れな外国人相手には有利に働くことは間違いありません。

 

②ナイキのコーチ(サラザールとピートジュリアン)が認めた才能

ナイキでプロ選手として活動する条件は「世界レベルの大会でメダルが狙えること」です。つまり大迫選手はこの条件を突破している、メダルが狙える選手ということになります。

サラザールとピートジュリアンは、モハメド・ファラーやゲーレン・ラップなど世界大会で実際にメダルを獲得している選手を、輩出しているので信憑性が高いと思います。

 

終わりに

大迫傑はなぜ速く、強いのか。その理由は一言でいうと勝つことへの気持ちの強さだと思います。佐久長聖高校時代には下駄箱の番号は絶対に1番を使うなどのこだわりを見せています。その気持ちの強さが、セオリーに囚われない選択をし良い環境に辿り着くという好循環を生んでいるのだと思います。

大迫選手は、2015年の北京世界陸上の5000m予選でこれまでの日本人が対応できなかった後半のペースアップに対応しファンを沸かせました。予選突破こそなりませんでしたが、その走りは、「この男が低迷した日本陸上長距離界を変えてくれるのではないか」と思わせる走りでした。

東京オリンピックで、大迫選手は世界に通用する走りをしメダルを獲得することは十分可能だと思います。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です