皆さんは永井崇匡(ながいたかまさ)選手をご存じですか。
永井崇匡選手は視覚障害を持つ柔道選手で、東京パラリンピックの代表にも内定している選手です。
今回は永井崇匡(ながいたかまさ)選手のプロフィール(身長など)や学歴(出身中学,高校,大学)、さらに家族(父親,母親,兄弟)についてご紹介します。
目次
永井崇匡(柔道)の身長などwiki風プロフィールと経歴
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ここでは永井崇匡選手のプロフィールと経歴について見ていきましょう。
まずは簡単なプロフィールをまとめました。
氏名:永井崇匡(ながいたかまさ)
生年月日:1995年1月4日
性別:男性
身長:調査中
体重:調査中
血液型:調査中
出身:群馬県
所属:学習院大学
続いて主な大会の成績がこちらです。
2015年 全日本選手権 73㎏級 優勝
2016年 全日本選手権 73㎏級 優勝
2018年 アジアパラ大会 73㎏級 3位
2019年 アジアオセアニア選手権大会 アティラウ 3位
永井崇匡選手は生まれつき眼球に異常があり、2歳で完全に視力を失います。
柔道を始めたのは、小学校1年生の頃で、体を動かすことが好きだった永井崇匡選手が安全に体を動かせるような場所を、父親が探し、知人の柔道場に通い始めたことがきっかけのようです。
小学校の頃は健常者の大会に出場していたようで、県大会で3位を2回も取ったことがあるそうです。
しかし、進学した中学校には、柔道部がなく、水泳部や陸上部に所属しており、柔道は帰省する週一回だけだったようです。
高校に進学すると、筑波大学付属高校の柔道部に所属し、高校1年生の頃に世界大会に出場したり、2012年のロンドンパラリンピックの代表選考会に出場するなど、本格的に大会に出場するようになります。
そして2015年と2016年には日本選手権を連覇、一気に日本トップまで上り詰めます。
2018年にはアジアパラ競技大会に出場し、2回戦で敗退するも敗者復活から勝ち上がり、3位という成績を収めます。
順風満帆に見える永井崇匡選手ですが、実は日本選手権で連覇する前には、前十字じん帯を断裂してしまい手術をしたり、アジアパラ競技大会の前には、足首のじん帯を痛めるなど、2度大きなケガをしています。
それらを乗り越えての好成績ですので、非常にタフな選手です。
現在は東京パラリンピックの代表にも内定しており、世界ランキングも73㎏級で日本人トップとなる14位と、まさに日本を代表する柔道選手です。
永井崇匡の学歴(出身中学,高校,大学)
ここでは永井崇匡選手の出身中学校や、出身高校や、出身大学などの学歴について見ていきましょう。
永井崇匡選手の出身中学校は、筑波大付属視覚特別支援学校中等部です。
こちらは永井崇匡選手の地元からは離れた学校で、永井選手は寮生活をしていたようです。前述の通り、柔道は帰省した際の週1回ほどだったと言います。
そんな永井崇匡選手が、中学時代に運命の出会いを果たしたのが、数学のようです。
数学の面白さは、同じ問題でもとらえ方によっていろいろな見方ができる点だそうで、どんどんはまっていったようです。
永井崇匡選手の出身高校は、筑波大付属視覚特別支援学校の高等部ではないかと推測されます。
こちらは明確な情報はありませんでしたが、筑波大学付属高校の柔道部に所属し、寮生活を送っていたことから、間違いないかと思います。
そして永井崇匡選手の出身大学は、学習院大学です。
なんと、永井崇匡選手は、数学の教員になりたいと考え、競技生活を中断し、2年間浪人して、学習院大学の理学部数学科に入学したようです。
これだけの柔道の実力がありながら、数学の先生も目指すのは本当に素晴らしい精神力です。
永井崇匡の家族(父親,母親,兄弟姉妹)

ここでは永井崇匡選手の家族(父親,母親,兄弟姉妹)について見ていきましょう。
永井崇匡選手は5人家族だったようで、両親と、姉と弟がいるようです。
父親は経行さんですでに述べましたが、永井崇匡選手が小学校1年生の時、柔道を始めるきっかけを作ってくれた方です。
母親は友紀子さんで、小さいころから目が見えなくても様々なことにチャレンジをさせていたようです。
柔道場などの送り迎えも、母の友紀子さんが行っていたようです。
姉と弟は、それぞれ里彩さんと大生さんです。
お二人の有力情報はありませんでしたが、弟の大生さんは、同姓同名で群馬県の陸上大会での結果が残っており、もしかすると陸上競技を実施しているのではないでしょうか。
永井崇匡の彼女や結婚(妻,嫁)情報
ここでは永井崇匡選手の彼女や結婚(妻,嫁)情報について見ていきましょう。
永井崇匡選手は現在独身で、彼女の情報も有力情報はありませんでした。
柔道だけでなく数学の教員も目指しているので、多忙な日々を送っているのでしょう。
プライベートの様子もなかなか公開がなく、現在大学の職員ということもあり、公開される場面が少なそうです。
いきなり結婚発表などといったこともあるかもしれないので、注目しましょう。
永井崇匡の競技種目と実力
ここでは永井崇匡選手の競技種目と実力について見ていきましょう。
永井崇匡選手は、前述の通り、東京パラリンピックの代表にも内定しており、世界ランキングも73㎏級で日本人トップとなる14位と、その実力は世界レベルといえます。
種目は視覚障害柔道の73㎏級で、障害はB1クラスとなります。
視覚障害の柔道は、視覚障害の重さによってクラス分けというのは存在しますが、オリンピックも含め、ほとんどの大会が視覚障害の重さによって対戦相手を分けることはありません。
分けるのは健常者の柔道と同じく体重のみです。
これは、視覚障害の柔道が組み合ったところから開始し、視覚障害の柔道は障害の重さによって分けなくても比較的公平な戦いができるとされているためです。比較的公平な戦いができると言ってもやはり視力の差というのは影響すると考えられます。
永井崇匡選手は視覚障害の中でもB1と最も重いクラスですが、それでも日本人トップというのは素晴らしいです。
永井崇匡選手の大きな武器は巴投げです。
どうしてもほとんど視力がない永井崇匡選手ですので、手から始動する巴投げを武器として、中心技として試合を組み立ててきたそうです。
その巴投げを武器に国内大会で優勝してしまうのですから本当にすごいです。
しかし世界の壁は高く、2018年のアジアパラ大会の3位をきっかけに「このままではだめだ」と考えたそう。
そこで、近年は足技にも力を入れ、今まで勝利の多くが巴投げでしたが、足技も生かしながら柔道できるように練習を重ねました。
全盲の選手が、相手の足の位置を把握するのは、至難の業ですが、永井崇匡選手は延期された東京パラリンピックまでには、9割ほどは身につけて臨めると自信を持っているそうです。
既に、永井崇匡選手の小外刈りは、様々な選手から恐れられており、視力がほとんどないとは思えないほどのようです。
もともと強い永井崇匡選手に足技が加われば、世界のトップも狙える位置につけているでしょう。とても楽しみです。
終わりに
いかがだったでしょうか。
文武両道の鑑ともいえる永井崇匡選手、現在延期となっている東京パラリンピックへ向けてさらなる変化と成長を求めて練習されております。
東京パラリンピックの活躍が楽しみです、期待しましょう。