射撃

東京オリンピック クレー射撃|日程・会場・競技ルール・歴史・見どころ

東京オリンピックの正式競技にクレー射撃があります。

古くからオリンピックの正式競技として採用されており、オリンピックを盛り上げる競技として親しまれております。

2021年のオリンピックは現地開催の東京オリンピックということで、せっかくなのしっかりと色々な競技を見たいという方もいらっしゃると思います。

そういったところで、今回は東京オリンピックのクレー射撃の日程や会場、競技ルールや歴史、さらに見どころについてご紹介します。

東京オリンピック クレー射撃の日程

東京オリンピックのクレー射撃の日程は7月25日(日)~31日(土)です。

詳細は下記の通りです。

男子トラップ個人

7月28日(水)本選一日目
9:00-16:00
7月29日(木)本選二日目,ファイナル(決勝),表彰式
9:00-16:55

 

男子スキート個人

7月25日(日)本選一日目
9:00-16:00
7月26日(月)本選二日目,ファイナル(決勝),表彰式
9:00-17:15

 

女子トラップ個人

7月28日(水)本選一日目
9:00-16:00
7月29日(木)本選二日目,ファイナル,表彰式
9:00-16:55

 

女子スキート個人

7月25日(日)本選一日目
9:00-16:00
7月26日(月)本選二日目,ファイナル,表彰式
9:00-17:15

 

トラップ混合団体

7月31日(土)本選,ファイナル,表彰式
9:00-14:50

 

東京オリンピック クレー射撃の会場

東京オリンピックのクレー射撃の会場は陸上自衛隊朝霞訓練場です。

 

陸上自衛隊朝霞訓練場

所在地:東京都練馬区大泉学園町九丁目4番

主なアクセス方法:

  • 東武東上線「朝霞駅」下車後→シャトルバス乗車
  • 東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市駅」下車後→シャトルバス乗車
  • 都営大江戸線「光が丘駅」下車後→シャトルバス乗車

※公共交通機関をご利用推奨

※駅は追加・変更の可能性有

※アクセシブルルート(段差の少ない車椅子の方などでもアクセスしようすいルート)は「朝霞駅」「和光市駅」「光が丘駅」の利用を想定

 

収容人数(キャパシティ):3000人

 

1964年の東京五輪の射撃の会場にもなりました。

現在でも大会や練習場として利用されております。

また、敷地内には多くの五輪選手を輩出する自衛隊体育学校もあります。

日本の競技者にとっては馴染みの深い方が多いことでしょう。

2020年の東京オリンピックではオリンピック基準に適合した仮設施設として整備されます。

 

東京オリンピック クレー射撃の競技ルール

東京オリンピックのクレー射撃の競技ルールを見ていきましょう。

そもそも東京オリンピックの射撃の競技は下記に分かれます。

  • ライフル射撃
    • 50mライフル3姿勢個人(男子/女子)
    • 10mエアライフル個人(男子/女子)
    • 10mエアライフル団体(混合)
  • ピストル射撃
    • 25mラピッドファイアピストル個人(男子)
    • 25mピストル個人(女子)
    • 10mエアピストル個人(男子/女子)
    • 10mエアピストル(混合)
  • クレー射撃(ショットガン)
    • トラップ
      • トラップ個人(男子/女子)
      • トラップ団体(混合)
    • スキート個人(男子/女子)

 

ライフル及びピストルとクレー射撃の大きな違いは、ライフルおよびピストルは動かない的を撃つのに対して、クレー射撃は動く的を撃つ点です。

クレーとは英語のclayであり、clayの意味は泥や粘土です。

テニスのクレーコートのクレーと同じですね。

実際に射撃するclayは土でできた皿状のもので、クレーと呼ばれており、クレーを射撃することからクレー射撃と言われております。

トラップとスキートの違いを見てみましょう。

 

トラップ

  • オリンピックで行われるのはシングルトラップと呼ばれる、出てくるクレーを1つ射撃します。(オリンピック種目にはありませんが、2つ出てくるダブルトラップや3つ出てくるトリプルトラップなどもあります。)
  • クレーは射撃者の合図の後にクレー飛び出します、どこに飛ぶかはわかりません。クレーの射撃者はあらかじめ構えておいて良いです。(後述しますが、スキートはクレー放出前に構えてはいけません。)
  • 1つのクレー放出に対して、2発の射撃が可能です。(持ち弾の制限はないので、2発までであれば毎回射撃することが可能です。)1発目でも2発目でも当たれば同じで、1ポイント獲得です。
  • 選手が射撃する位置(射台)は平行に5か所、クレーの放出台は1か所で、選手は5か所の射台を移動しながら射撃を行い、合計で25のクレーの射撃を1ラウンドとします。東京オリンピックでは予選は数ラウンド行いますが、決勝は1ラウンドの勝負となります。
  • 1位が同点の場合はシュートオフというサドンデスが行われます。シュートオフは2発目の発射が許されず、成功者が一人になるまで続けられます。
  • 射台とクレー放出台の距離は15mです。

 

実際のトラップの試合の様子

 

 

続いてスキートを見ていきましょう。

スキート

  • 放出台は左右の2か所にあり、両方もしくは片方から放出されるクレーを射撃します。(トラップと違って、一定方向への放出なので、クレーの位置は読みやすいです。)
  • 1つのクレーに対して1発のみの射撃が許可されております。(2個のクレー放出では2発のみ、1個のクレー放出では1発のみの射撃が許可)
  • 選手の合図によりクレーが放出されますが、クレーが放出されるまで、構えてはいけません(拳銃動作の義務)。
  • 選手の射撃を行う位置(射台)は全部で8か所で、半円状になっております。順に射撃を行っていき、合計25のクレーの射撃を1ラウンドとします。
  • 予選は数ラウンド行いますが、決勝は1ラウンドのみです。
  • 1位が同点の選手がいる場合はシュートオフというサドンデスが行われ、ダブルの射出を2回1セットを行います。これを差が出るまで行います。
  • 射台とクレー放出台の距離は36mです。

 

スキートの試合の様子

 

どこに飛ぶか分からないトラップの方が弾道を読むのが難しいですが、スキートは距離がトラップより長く、射台も8か所と角度が多くすることで難易度を上げております。

 

東京オリンピック クレー射撃の歴史

クレー射撃の歴史を見てみましょう。

トラップ射撃は1750年のイギリスが発祥です。

トラップとは罠のことで、獲物を捕獲して放して、、、ということがかつて行われておりました。だからこそ、トラップはクレーの放出がランダムとなっておりますが、リアル感を出すための演出の1つでしょうか。もちろん、現在は正式に禁止されており(1921年より)現在はクレーを使った射撃となっております。

余談ですが、昔はむごいことをしていたなあと、日本人の方は感じる方も多いと思いますが、そうしたら釣りはどうなのか?食べる目的であればOKなど、色々意見はあると思いますが、文化の違いも大きいと思います。

オリンピック競技としては、1900年のパリオリンピックが初です。とても歴史の深い競技ですね。

一方、スキートは1920年頃にアメリカのアンドーバー(アメリカの東岸のマサチューセッツ州)で生まれました。

こちらの競技も狩猟から来たもので、トラップよりも難易度を下げて、狩猟の練習をするために考案されたのがきっかけです。

名前の由来は古いスカンジナビア語で「撃つ」を「スキート」と呼ぶところからです。

オリンピック競技としては1968年から採用されました。

 

東京オリンピック クレー射撃の見どころ

東京オリンピックのクレー射撃の見どころはひたすらにクレーを撃ち抜き続ける選手達の姿です。

トップクラスとなると、いつ外すのだろう?というくらい外しません。

射撃は他の競技に比べて、メンタルの強さのウエイトが大きいと言われておりますが、競技を見ていてもそれを感じることができます。

最初に失敗してもその後に失敗が無ければ、失敗の無い選手にとっては追われる立場になるので大きなプレッシャーになります。

そういった中、プレッシャーに負けずに正確に撃ち抜き続けた選手が勝利を手にします。

選手達が極限まで集中し射撃を行うクレー射撃はとても見ごたえのある競技です。

一方の日本代表は大山重隆選手、井川寛之選手、女子は中山由起枝選手、石原奈央子選手です。

ただ、日本はあまり得意な競技ではないですが、中山由起枝選手は2008年の北京五輪から連続出場しており、2012年のロンドン、2016年のリオは予選敗退でしたが、2008年の北京五輪は4位入賞というとても素晴らしい成績を残しております。

現世界ランキングは決して上位とは言えませんが、上位に食い込めるポテンシャルは秘めている選手と言えるでしょう。

また、ママアスリートでもありますので、その点も注目ですね。

日本を応援しつつ、東京オリンピックのクレー射撃の観戦も楽しみましょう。

 

 

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