ソフトボール

東京オリンピック女子ソフトボールの日本代表選手と監督は?海外注目選手についても!

北京オリンピックから12年ぶりに東京オリンピックで正式競技となった女子ソフトボールですが、日本が非常に強いだけに期待の大きい競技です。

北京オリンピックでは日本は見事に優勝しましたが、東京オリンピックはどうなるのでしょうか?

今回は東京オリンピックの女子ソフトボールの日本代表選手や監督を見ていき、東京オリンピックでの日本代表がどのようなチームなのかを詳しく解説していきます。

また、日本に立ちはだかる強豪国の海外注目選手についてもご紹介します。

それでは詳しく見ていきましょう!

東京オリンピック女子ソフトボールの日本代表選手候補は?

東京オリンピック女子ソフトボールの日本代表チームは投手、守備、打撃の全てにおいてトップクラスの実力を誇ります。

選手層が厚く、代表争いは非常に熾烈(しれつ)なものになっております。

さらに国際大会の代表メンバーは通常17名というのが多いですが、オリンピックは15名なので代表メンバー入りは狭き門となっております。

まずは東京オリンピック女子ソフトボールの日本代表選手に最も近い、2020年度後期の女子TOP(日本代表)の強化指定選手20名をポジション別に見ていきましょう。

投手

■上野由岐子(右投)

 

 

■尾﨑望良(左投)

 

 

■勝股美咲(右投)

 

 

■後藤希友(左投)

 

 

■濱村ゆかり(右投)

 

 

■藤田倭(右投)

 

投手陣に関しては上野由岐子投手はお世辞抜きで、実力的にも日本のチームを支える存在としても間違いなく選出されるでしょう。

また、藤田倭選手も堅いと思います。

上野投手に次ぐ2番手にふさわしく、世界に通用するレベルです。

また、投打二刀流でバッティングも素晴らしいのも良い点ですね。

アメリカの投手からホームランを打ったこともあります。

もう一人は恐らく左投げのピッチャーが選べれると思います。

若くて勢いのある後藤希友投手などもいますが、やはり安定感のある尾﨑望良投手が手堅いと思います。

アメリカにホームランを許す場面もありますが、総合的に見ると強力打線のアメリカをうまく抑えられていると思います。

三振も取れますし、コントロールが非常によいので、見ていて安心感があります。

濱村ゆかり投手なども良いのですが、代表争いが厳しいのと、どれだけ投手陣に人数を割くのかにもよりますね。

 

捕手

■我妻悠香

 

 

■清原奈侑

 

 

■峰幸代

捕手は素晴らしい配球で知られる我妻悠香選手は間違いなく選出されるでしょう。

肩も強く、簡単に盗塁を許しません。

清原奈侑選手は尾崎投手とのバッテリーの相性がとても良いので、尾崎投手を起用するのであれば選ばれる可能性が高いと思います。

北京五輪でエース上野投手の捕手として活躍した峰幸代選手もチームにいてくれると心強いですが、人数制限が15人となると、もしかしたら厳しいかもしれません。

 

内野手

■渥美万奈

 

 

■市口侑果

 

 

■川畑瞳

 

 

■洲鎌夏子 

 

 

■内藤実穂

 

 

■山本優

 

内野手の代表争いも熾烈ですが、サードの山本優選手、ショートの渥美万奈選手は堅いでしょう。

まず山本優選手はとにかくバッティングが素晴らしく、不動の4番です。

世界トップクラスのバッターで、アメリカが最も警戒するバッターであり、敬遠されることもあります。

さらに山本選手は足が速く、守備も非常に素晴らしいです。

日本代表の中で最も優秀な選手の一人です。

渥美万奈選手はとにかく守備が素晴らしい選手です。

幾度となく素晴らしいプレーでピンチを救ってきました。

ソフトボールは塁間距離が短いため、少しのミスで出塁を許してしまいます。

よって守備の重要度が非常に高いです。

その中で安心してショートを任せられる渥美万奈選手は日本にとって欠かせない存在と言えます。

他はファーストの内藤選手やセカンドの市口選手、川畑選手も守備のレベルもバッティングのレベルも非常に高いため誰が選ばれてもおかしくないという状況です。

いずれにしてもかなりハイレベルな選手同士の代表争いです。

 

外野手

■江口未来子

 

 

■原田のどか

 

 

■森さやか

 

 

■山崎早紀

 

 

■山田恵里

 

外野手の代表争いは特に熾烈と言われております。

その中でもやはり北京五輪でも活躍した主将の山田恵里選手とここ一番で長打を打てる山崎早紀選手は外せないと思います。

山田恵里選手も守備もバッティングも非常に素晴らしいく「ソフトボール界のイチロー」と呼ばれております。

まさにその異名の通りで、安心して見ていられます。

また、チームとしても山田選手の存在は非常に大きく、日本代表の主将代理を一時期務めた山本優選手も「山田さんは本当に偉大。日本代表のチームは山田さんが作った」と話すくらいです。

山崎早紀選手は数々の国際試合で素晴らしいバッティングでチームを救っております。

また、アメリカの強力なピッチャーに日本人選手が苦しむ中、一瞬にして状況を打開するような長打を見せてくれるので、見る側を期待させてくれる選手です。

 

東京オリンピック女子ソフトボールの日本代表の監督(宇津木麗華)について

東京オリンピック女子ソフトボール日本代表の監督は宇津木麗華(うつぎれいか)監督です。

一言で言うと、名将で、人間性を重視するという独自の哲学を持った監督です。

まずはプロフィールと略歴を見てみましょう。

  • 名前:宇津木麗華(うつぎれいか)
  • 中国名:任彦麗(ニン エンリ)
  • 年齢:57歳(2020年10月時点)
  • 生年月日:1963年6月1日
  • 出身:中国・北京
  • 所属・役職:ビックカメラ女子ソフトボール高崎・監督、女子ソフトボール日本代表・監督

 

宇津木麗華監督はとても複雑な生い立ちです。

宇津木監督は生まれは北京で、14歳の頃にソフトボールを始めました。

この頃、後に親密となる宇津木妙子さん(世界野球ソフトボール連盟理事)との交流が始まりました。

宇津木妙子さんは元女子ソフトボール日本代表の監督で2000年シドニー五輪で銀メダル、2004年アテネ五輪で銅メダルを獲得した名将として知られております。

宇津木妙子さんとの交流が続く中、宇津木麗華さんは25歳の時に宇津木妙子さんを頼って来日し、宇津木妙子さんが総監督を務めていたチームに入団しました。

そこで日本リーグで三冠王を達成するなど素晴らしいプレーぶりでした。

さらに32歳で帰化し、宇津木妙子さんから日本名の宇津木姓をもらいました。

木妙子さんと麗華さんが家族同然の関係であってこそのことです。

同じの苗字の理由をご存なかった方はスッキリしたのではないでしょうか?

その後も麗華さんは日本代表としても活躍し、2000年のシドニー五輪では3連続ホームランを打つという活躍ぶり、さらに2004年のアテネ五輪でもチームの主砲として活躍しました。

ちょうどこの頃は宇津木妙子さんが日本代表の監督の時期ですね。

上記の通り、麗華さんはソフトボール選手として超一流でした。

麗華さんはアテネ五輪の後に現役を引退し、日立&ルネサス高崎の監督に就任し、そこからはソフトボール界の名監督として知られるようになります。

そして北京オリンピックの日本代表の監督も宇津木麗華さんが務めました。

ご存じの通り、北京オリンピックは日本女子ソフトボールが初めてオリンピックで金メダルという快挙をもたらした大会であります。

この金メダルで選手達はもちろんですが、宇津木妙子さんも自分のことのように喜んでおりました。

木妙子さんと麗華さんの関係の深さが伺えますね。

宇津木麗華さんはソフトボールは技術だけでなく、目配り、気配りをして、チームのために何ができるかを考えられる「人間力」を持つことが重要という独自の哲学を持っております。

日本代表選手はインタビューでよく「自分のやるべきことを果たしていく」というコメントをよくしていることから、この考え方はチームに深く浸透しているのだと思います。

また、コメントのいたるところで「監督が思いっきりソフトボールをできる環境を作ってくれている」など選手の監督へ対する敬意が伝わってきます。

現在でも日本の絶対的エースの上野由岐子投手は北京五輪後は故障や燃え尽き症候群気味になった時も彼女を励まし続けていたようです。

そんな宇津木麗華監督に上野由岐子投手は下記のようなコメントをしており、とても尊敬していることが伺えます。

 

自分の気持ちを尊重してもらいながら、うまく引っ張ってもらえました。麗華監督じゃなかったら、自分もここまで頑張り続けられなかった。

出典:上野由岐子選手

 

宇津木麗華監督の人間性の良さが伝わってきますね。

采配としては2ストライク3ボールでスクイズを行うなど、かなり思い切ったことをやる監督としても知られております。

 

東京オリンピック女子ソフトボールの海外注目選手は?

東京オリンピック女子ソフトボールの強豪国はアメリカと日本の2強になります。

東京オリンピックでの決勝戦もほぼ間違いなくアメリカと日本が戦うことになることでしょう。

よって海外注目選手についてはアメリカ選手を中心に挙げさせていただきます。

 

 

■バレリエ・アリオト(アメリカ代表)

アメリカ不動の4番です。

2019年のジャパンカップで尾崎投手から3ランホームランを放つなど、数々の素晴らしいバッティングを見せております。

大会の最優秀選手に選ばれるなど、世界でトップクラスのバッターです。

バットに当てる技術にたけており、アリオト選手がバッターボックスに立つだけで、見る側も本当に打たれる恐怖に見舞われるくらいです。

 

 

■ディレイニー・スポールディング(アメリカ代表)

ディレイニー・スポールディング選手は日本代表選手にとって最も苦い思い出のある選手と言えます。

2018年の世界選手権は2点リードで迎えた3回裏のアメリカの攻撃でアウト1、2塁の場面でスポールディング選手に逆転の3ランホームランを浴びました

 

2018年世界選手権(1:17でのバッターがスポールディング選手です。)

 

上野由岐子投手のアウトコースへの球でしたが、しっかり踏み込んでの痛烈な当たりでした。

結局この後も日本は加点して逆転に成功しますが、最終的には延長の末、6対7でサヨナラ負けとなりました。

上野由岐子投手も「スポールディング選手に3ランホームランを打たれていなければ負けていなかった」とスポールディング選手のホームランの大きさを語っております。

2019年のジャパンカップでもいい当たりを見せていたため、東京オリンピックも恐らく出場すると考えられます。

最も注目されている選手の一人ですね。

ちなみに5番バッターでの出場が多いです。

 

 

■モニカ・アボット投手(アメリカ代表)

日本プロリーグでトヨタ自動車のエースにして、アメリカ代表のエースです。

アメリカ代表でありながら日本リーグでエースとして出場しているので、日本の選手にとってはとても馴染みの深い選手です。

日本代表選手も日本プロリーグの中で度々戦うことになっているのですが、アボット投手は常に高い防御率を誇っており、国際試合でも日本代表はアボット投手の前に打線沈黙という場面が多々あります。

球速は115kmクラスの豪速球で、世界でも115kmクラスを投げられる投手はほとんどいません。

日本では上野由岐子投手くらいです。

110kmが野球の体感速度で160kmと言われておりますので、どれだけ早いかはお分かりいただけると思います。

球種としては高速のストレートを中心にインやアウトに逃げる軌道の球の他、高速のライズボール(バッターに浮いて見える球)を得意としております。

元々ストレートが非常に速いため、速さに対応するだけでも難しい中、変化球の切れやコントロールも良いため、上野由岐子投手と並ぶ世界でトップクラスのピッチャーの一人として知られております。

投球テンポの良さや投げる姿が凛しており、見ていて気持ちのいいピッチングをします。

日本代表にとってはこのアボット投手を攻略できない限り、勝ちはないでしょう。

 

 

■キャット・オスターマン投手

キャットオスターマン選手は2008年の北京五輪のアメリカ代表のエースでした。

上野由岐子投手と決勝で投げ合ったピッチャーでもあります。

上野由岐子とほぼ同世代で1歳年上の大ベテランになります。

現役を引退しておりましたが、東京オリンピックでソフトボールの採用が決まったことで現役復帰しました。

最新のオリンピックである2008年の北京五輪では日本が金メダル、アメリカが銀メダルですが、オスターマン選手は「最後に金で終わりたい」と語っており、東京オリンピックにかける思いの強さが伺えます。

2019年のジャパンカップでも最終回に投げ、見事に日本代表を0点に抑えております。

かつてはライズボールやドロップなどの上下の球を得意としておりましたが、現在は左右への変化など球種も増えております。

彼女の東京オリンピックへの思いは人一倍だと思いますので、東京オリンピックでどんなピッチングを見せてくれるかはとても気になるところです。

 

終わりに

東京オリンピックの女子ソフトボールは北京五輪以来ということで、選手たちの大会に懸ける思いは計り知れないものとなっております。

特に北京五輪で中心となって活躍した上野由岐子投手や主将の山田恵里選手、アメリカ代表ではキャット・オスターマン投手にモニカ・アボット投手にとっては長年のライバルでまさに雌雄を決する大会と言えます。

かつてないほどの名勝負が予想されますので、是非見たいものです。

日本の初戦は2021年7月22日(木) 9:00 ~です。

リアルタイムで応援してはいかがでしょうか?

 

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