陸上

クリスチャン・コールマンの走り方!スタートやストライドやアメフト選手評価(40ヤード走)についても!

クリスチャン・コールマン(アメリカ)選手をご存じですか?

東京オリンピック100m走や4×100mリレーなどの金メダル争いで最有力候補の一人です。
今回はクリスチャン・コールマン(アメリカ)選手の走り方(スタートやストライド)やアメフト評価(40ヤード走)などプロフィールについて紹介します。

クリスチャン・コールマンの主な成績

まずは主な成績からご紹介いたします。

  • 2017年世界選手権100m銀メダル、4×400mリレー銀メダル
  • 2018年世界室内選手権60m優勝
  • 2019年世界選手権100m金メダル

100メートルの自己ベストは9秒79です。

身長は175cmとスプリンターの中では決して大きくはない体格ですが、抜群のスタート奪取を武器にスタートから他を圧倒するスタイルです。ウサイン・ボルト選手が引退した現在、世界で最もボルトの後継者に近い存在です。
その抜群のスタート奪取を武器に、2018年の世界室内選手権60mでは6.34秒の記録で優勝しています。その記録は現在も世界記録として君臨しています。なかなか我々日本人には馴染みのない60mという種目ですが、世界大会や陸上競技の室内大会では定番の種目となっています。
私たちに馴染み深い体力テストなどでよく走った50mに単純に換算してみると・・・
5.28秒。
速すぎですよね。。。

その圧倒的なスタート奪取を武器に、2019年カタール・ドーハで開催された世界選手権では100mで見事金メダルを獲得しました。個人的には後半ものすごい勢いで加速し、ラスト数十メートルで交わすウサイン・ボルト選手のような走りも好きでしたが、スタートからもう勝負を決めてしまうクリスチャン・コールマン選手のような走りも大好きです。

みなさんもどこかで味わったことがあるかと思います。学生時代クラスに1人はいたすごく足の速い子。スタートした瞬間にあっという間にリードされてしまいます。その瞬間、もう追いつけない。負けた。と思った方も多いと思います。きっと世界で活躍している選手にもそのイメージをクリスチャン・コールマン選手は植え続けているのだと思います。

クリスチャン・コールマンのスタートダッシュは?

それではそのクリスチャン・コールマン選手のスタートダッシュの特徴を見ていきましょう。
大きな特徴としては、スタートしてからすぐに爆発的な力を生んでいることです。日本人選手の多くはスタートしてすぐはトップスピードに乗せるための準備段階のような形が多いのです。一方クリスチャン・コールマン選手は1歩目からもうフルスロットルでエンジンを蒸しています。それが実現できる要因は、黒人選手特有の筋肉のつき方(特に腰の内部にある腸腰筋)、そして腱の強さにあると推測されます。

 

 

クリスチャン・コールマンの走り方は?ストライドについても

クリスチャン・コールマン選手の走り方は、やはり身長もそう高くないことからボルト選手ほどのストライドの広さはありません。そのかわりにピッチと呼ばれる足の回転が非常に速いです。

よくスポーツ科学の授業で一番最初に習うことがあります。
それは「スピードの定義」です。
スピードはストライド×ピッチで決まります。
まさしくどれだけの歩幅で何回転したかでスピードが変わるということです。
もちろん身長が高く1歩が広く、その回転がすごく早ければおのずとスピードも速くなっていきます。(ウサイン・ボルト選手がすごいのはこの両方を兼ね備えていたのです。)
クリスチャン・コールマン選手はスタートで爆発的なスピードを生む一方、後半にやや失速してしまう傾向が見られます。特に終盤他の選手が追いついてくると、動きが硬くなり前半のようなスピードが維持できないところが弱点でもあります。そのため、60mが一番得意で、200mよりも100mの方が記録的には高いレベルで走っています。

クリスチャン・コールマンの40ヤード走(アメフト選手の走力評価方法)は?

それでは、ここでクリスチャン・コールマン選手のスピードを他競技と比べてみましょう。
アメリカで最も人気のあるスポーツの1つである、アメリカンフットボールでは40ヤード走のスピードを一つの指針としています。(日本野球でいう50m走のようなイメージです)
そこでクリスチャン・コールマン選手は4秒12をマークしており、非公式ながらジョン・ロス選手のアメフト記録(4秒22)を上回っています。
よく陸上以外のスポーツをやられている方で、自分は陸上をしていたら世界で一番早かったという選手もいますが、そう言った方をぎゃふんと黙らせてしまう驚愕のスピードです。
先述したようにクリスチャン・コールマン選手は100mよりも60m走の方が得意ですが、もしかすると40mの方がより得意なのかもしれません。

 

 

クリスチャン・コールマンのプロフィールと経歴

ここまでクリスチャン・コールマン選手の速さについて紹介してきましたが、プロフィールをご紹介していきます。
199年3月6日 生まれで、現在24歳です。非常に若いですね。。。
元々は100mではなく走り幅跳びを専門としていました。ジュニアの頃には走り幅跳びでも全米1位となっています。高校では現在の専門でもある短距離にも本格的に参戦し、高校三年時にはジョージア州選手権にて100m・200m・走幅跳・4×100mリレーいずれも優勝し、見事四冠に輝きました。
当時の100m自己ベストは10.30でした。ここで注目すべきは日本の高校記録は桐生選手の10.01秒ですので、この時点では桐生選手の方が速いということになります。一概には言えませんが、決して日本人選手は世界のトップの選手と素質で劣っているとは思いません。
そしてテネシー大学へ進学し、2017年の世界選手権では100mで初のメダル、銀メダルを獲得いたしました。

おわりに

東京オリンピックの100mでも金メダルの最有力候補として挙げられている、クリスチャン・コールマン選手ですが
ドーピング検査の際に義務付けられている、居場所の報告及び特定に関するルールに3回違反したとして、暫定的な出場停止処分を受けております。正式に処分が決定した場合、コールマンは最大で2年間の出場資格停止処分を受けることとなりますので、2021年に延期された東京オリンピックにも出場できないことになります。
真相はまだ不明ですが、今後陸上短距離界で多くの注目を受けること間違い無いでしょう。

 

 

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