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エリウド・キプチョゲのフォームやトレーニング(練習)方法は?速さ名言やシューズについても!

エリウド・キプチョゲ選手は男子マラソン史上最速ランナーと言われております。

現役の世界記録保持者で非公式ではあるものの、2019年に人類で初めてマラソン2時間を切った選手であり、東京オリンピック、ケニア代表にも選ばれておりますので、当然金メダルの最有力候補でもあります。

今回はエリウド・キプチョゲ選手のフォームやトレーニング(練習)方法、走る速さや名言、さらにシューズについてご紹介します。

エリウド・キプチョゲの速さと主な成績

まずはエリウド・キプチョゲ選手の速さと主な成績をみていきましょう。

 

主な成績
  • 2003年パリ世界陸上5000m:金メダル
  • 2004年アテネオリンピック5000m:銅メダル
  • 2007年大阪世界陸上:5000m:銀メダル
  • 2008年北京オリンピック:5000m:銀メダル
  • 2016年リオデジャネイロオリンピックマラソン:金メダル
  • 2018年ベルリン・マラソン:優勝(世界新記録)

 

世界規模での大会だけピックアップしてもこれだけの成績を収めております。

特筆すべきは若い頃からマラソンをやっていたのではなく、5000mでもオリンピックでメダルを獲得している選手です。

また2018年のベルリン・マラソンでは従来の世界記録を1分以上も更新し、2時間01分39秒と言う驚異的な世界新記録を叩き出して2連覇を達成しました。

このタイムは、人類で初めて2時間1分台に突入した選手となったと同時に現在(2020.7)も破られていない記録です。

 




エリウド・キプチョゲのフォームの特徴

エリウド・キプチョゲ選手の強さの秘密はどこにあるのでしょうか。

ここではランニングフォームの特徴について紐解いていきます。

キプチョゲ選手のフォームの特徴を一言で表すと、「美しい」の一言に限ります。

誰もが小さい頃の運動会ビデオや鏡に映った姿など自分の走るフォームを見たことがあると思います。そしてテレビでも選手の走っているフォームを1度は見たことがあると思います。

もちろん人によって感じ方は様々ですが、キプチョゲ選手のフォームは誰が見てもきれいだなと思うはずです。

とにかく無駄がなく、「速く見えなさそうなのに実はものすごく速い」の典型例です。

適度な前傾姿勢を保ちつつ、足の裏の前足部分(フォアフット)で着地しています。

また、腕もひじを中心に前後大きく振っています。歩幅も大きくこれだけ大きく腕を振っているのに一切ブレない体幹の強さもフォームより窺い知れます。

 




エリウド・キプチョゲのトレーニング(練習)方法は?

続いてエリウド・キプチョゲ選手のトレーニング(練習)方法に迫っていきましょう。

何か秘密のトレーニングがあるのでしょうか。

もちろんそんな魔法のような練習は存在しません。

どちらかというとキプチョゲ選手の練習メニューは至って普通で、他の多くのマラソンランナーが実践しているメニューと大きく変わりません。

長い距離を走るロングランや、心肺機能を向上させるインターバル・トレーニング。

そしてケニア選手独特の変化走の意味合いもあるファルトレクトレーニングなどシンプルな練習がほとんどです。

では一体どこが違うのでしょうか。

それは一つ一つの練習へ対する意識の高さがずば抜けています。

特にトレーニングメニューを作成する際に、いくつかの段階に分けております。

特に言われているのが、次に目標レースに向けた半年を3段階に分けて、練習内容と意識を変えていく方法です。

レースが終わった直後の2カ月間はリカバリーフェーズ、次の2カ月が準備フェーズ、直前2カ月が試合フェーズです。

それぞれのフェーズの中にも細かいサイクルがあり、時期によって取り組む練習の質を変えていくのだと言われています。

ただ漠然とハードな練習をしていくのではなく、計画性を持って実施しています。

 




エリウド・キプチョゲのシューズは?

続いて、エリウド・キプチョゲ選手のシューズを見ていきましょう。

シューズと言えば現在の陸上界でもっともホットな話題の一つになっていますね。

現在のトレンドである「厚底シューズ」はキプチョゲ選手から始まったとされています。

ナイキ社と契約しており、最新技術を惜しげもなく搭載したシューズを着用しています。

逆にナイキ社もキプチョゲ 選手にアドバイスをもらいながらシューズを開発しているとの話もあります。

最新モデルのナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%もキプチョゲ選手の走りに合わせて作られたモデルと言われています。

その特徴はとにかく、厚底なこと。そして厚底の割には軽く、そしてとてつもない反発力を兼ね備えております。

厚底の特徴はクッション性に優れており、足へのダメージが少なくマラソンなど長い距離を走る種目でも後半に疲れが残りにくいという特徴があります。

 




エリウド・キプチョゲの名言は?

エリウド・キプチョゲ選手の名言を見ていきましょう。

エリウド・キプチョゲ選手は計り知れない克己心を備えたマラソンランナーである一方で哲学者とも呼ばれています。

例えば世界記録を出したベルリン・マラソンのインタビューでは下記の名言を残しております。

「私はただ自分のベストの走りをしようとしているだけ。それが世界記録になるなら、私はうれしい。しかし、それは私にとっては自己ベストということ」

出典:エリウド・キプチョゲ選手

私なら嬉しいです!努力が報われた!などと興奮してしまいそうですが、彼はしっかりと自己分析をしており、冷静に語っています。

日頃から自分のやるべきことを考え、それに徹してきているからこそ、こういったコメントが自然と出てくるのでしょうね。

 




エリウド・キプチョゲのプロフィールと経歴

  • 名前:エリウド・キプチョゲ
  • 出身地:ケニア・ナンディ地区
  • 生年月日:1984年11月5日
  • 年齢:36歳(2021年4月現在)
  • 身長:167cm
  • 体重:57kg

 

エリウド・キプチョゲ選手は1984年11月5日ケニアのナンディ地区カプシシイワにて生まれました。

ケニアの高校卒業後にパトリック・サングというコーチに才能を見込まれ、陸上競技を始めました。

キプチョゲ選手は現在もサングコーチに教わっており、休日に自宅で妻や子供たちと過ごす以外はケニアグローバルスポーツトレーニングキャンプで多くの選手達と共同生活を続けています。

決して若くない年齢かつ、陸上競技を始めたのは高校卒業後ということも意外な経歴です。

 




エリウド・キプチョゲに東京五輪で勝つには?

それではエリウド・キプチョゲ選手に東京オリンピックで勝つ方法はあるのでしょうか。

正直非常に難しいとは思います。現在もマラソンで10連勝中です。

ただ唯一可能性があるのは、キプチョゲ選手は日本でマラソンを走ったことがありません。ましてや真夏の日本でマラソンを走るとなると、いくら北海道とはいえ、地の利があります。

細かいアップダウンやカーブなどスピードよりも我慢強さが発揮できる舞台であるので可能性はゼロではないと思います。

 




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