陸上

田中希実の父親と母親は?廣中との比較やシューズや走り方(フォーム)についても!

今回は、日本女子トラック界の新星、田中希実(たなかのぞみ)選手について紹介していきます。

2019年のドーハ世界選手権では5000mで決勝に進んだ経験もあり、東京オリンピックでのメダル獲得が期待される選手の一人です。

田中希実の主な実績

まずは田中希実選手の自己ベストと、大会での実績を見ていきましょう!

 

自己ベスト

800m:2分4秒.66 兵庫県歴代1位

1500m:4分08秒.68 日本歴代2位

3000m:8分41.35 日本歴代1位

5000m:15分00.01 日本歴代2位

 

 

大会での実績

アジアジュニア選手権3000m:優勝

U20世界選手権3000m:優勝

日本クロスカントリー選手権8km:優勝

世界選手権ドーハ5000m:決勝14位

2020年7月に3000mの日本記録を更新した田中選手は、勢いに乗っており2020年秋の大会では、5000mの日本記録(14分53秒.22)の更新の可能性も十分にあると思います。

日本記録を更新すればさらなる自信が付き、東京オリンピックでのメダル獲得の追い風になること間違い有りません。


田中希実の走り方(フォーム)と特徴

田中希実選手のフォームの最大の特徴は「前傾姿勢」から生み出される前への推進力の強さです。

前傾姿勢を維持できず体が反ってしまうと、エネルギーが力のベクトルが上へ逃げてしまい、失速してしまいます。後半まで前傾姿勢を維持するには、強靭な脚力が必要です。

そのため田中選手のような綺麗な前傾姿勢は他の女子選手にはなかなか真似できません。

また、この前傾姿勢での美しいフォームを生かしたラストスパートが田中希実選手の特徴だと思います。

2020年7月に3000mの日本新記録を更新した際にはラストの1000mを2分48秒ラストの400mを64秒で走っています。この特徴は世界と戦う上で大きな武器になります。

田中希実と廣中璃梨佳との比較

まず自己ベストで比較してみましょう。

種目田中希実廣中璃梨佳
800m2分42分9
1500m4分84分17
3000m8分418分56
5000m15分0015分05

800m~5000mでは、全てに置いて田中選手がリードしています。

廣中選手はスピードタイプではなく、駅伝などの長い距離で実績を積み重ねてきた選手です。なので距離が長くなるにつれて差が縮まっていることがわかります。

田中選手はスピード型廣中選手は持久力型と二人のタイプは真逆と言えます。

 

次に体格と走りを比べてみましょう

身長は、田中選手153cm廣中選手は163cmと10cmの差があります。これにより走り方にも大きな差が出てきます。

田中選手は、足の回転数を上げてスピードを上げるピッチ走法で、

廣中選手は、歩幅を広げてスピードを上げるストライド走法です。

(上下赤の選手:田中選手  上が赤、下が黒の長身の選手:廣中選手

この動画を見ていただければ、このパートで説明させていただいたことをより理解していただけると思います。

ラスト1周の鐘がなった途端に田中選手が持ち前のスピードを生かしたスパートを掛け廣中選手を大きく引き離しています。

走り方の違いも歴然です。

真逆の走りの2人が東京オリンピックの5000mの舞台に立つことが予想されます。

2人が切磋琢磨して、東京オリンピックで世界と戦ってくれることを期待しましょう。

田中希実のシューズは?

 

田中選手はニューバランスと契約を結んでいるため練習、レース共にニューバランスのシューズを使用しています。

今、田中選手がレースで使用してるシューズが注目を集めています。

そのシューズはFuelCell 5280というシューズです。

近年の厚底ブームに逆らった薄底カーボンモデルです。軽量性とグリップ力が特徴で、スパイクの様な感覚で走ることができます。ピッチ走法の田中選手にはピッタリのシューズです。

 

田中希実の父親と母親もアスリート

父、田中健智さん

健智さんは現役時代、川崎重工で実業団ランナーとして活動されていたようです。

1993年の福岡国際マラソンでは2時間23分02秒という成績を残しています。マラソンの2時間30分切りは全ランナーの0,2%しかいないと言われています。このデータで健智さんがトップレベルのアスリートだということがわかると思います。

現在は、ランニングイベントの運営をする会社を経営しながら、田中希実選手の指導もしています。

希実選手曰く、「お互いの事がよくわかっているので楽」だそうです。希実選手が日本を代表するランナーになれたのはお父さんの存在が大きかったようです。

 

母、田中千洋さん

千洋さんもマラソンランナーとして数々の実績を持っています。フルマラソンの自己ベストは2時間29分30秒ということで女性ランナーとしては、日本トップクラスです。

その証拠に北海道マラソンという大きな大会でも2回優勝しています。

現在は健智さんの会社でランニングコーチとして活動されているようです。

 

ご両親の競技成績からみて希実選手はまさにサラブレッドですね。


田中希実のプロフィールと経歴

名前:田中希実(たなかのぞみ)

生年月日:1999年09月04日

所属:豊田織機TC

出身地:兵庫県 小野市

身長/体重:153cm/41kg

出身校:小野南中(兵庫)→西脇工業高(兵庫)

自己ベスト:5000m:15:00.01(2019.10 世界選手権)
3000m:8:41.35(2020.7 ホクレンディスタンスチャレンジ2020深川大会)

主な代表歴:世界選手権(19ドーハ)

日本記録保持種目:3000m

田中希実は東京オリンピックでメダルを狙える?

ズバリ、田中希実選手は東京オリンピックでメダルを狙えるのか。私は狙える可能性があると思います。理由は2つあります。

①大舞台に強い

田中選手の5000mの自己ベストはドーハ世界選手権の決勝で出したものです。ほとんどの選手は記録を狙うための国内の記録会で自己ベストを出すものです。なので、田中選手は大舞台で実力以上の力を出しベストを更新するメンタルを持っていると思います。自己ベストは早くても大舞台でなかなか実力を発揮できない選手が多い中、田中選手のこのメンタルは大きな武器になるのではないでしょうか。

②しっかり練習が積めていて成長途中

3000mの日本新記録を更新した時のインタビューで田中選手は、「ホッとしている」と言いました。これはつまり日本新記録を出すぐらいの練習はできていて、たまたまで出た記録ではなかったということだと思います。

終わりに

3000mの日本新記録更新の走りからするに条件が合うレースがあれば、5000mの日本新記録更新は可能だと思います。

ですが、今の日本の陸上界は日本新記録を更新してからが本当の勝負です。田中選手はしっかりそのことを理解していて、もっと強くなり世界と戦うことを目標としているようです。その背景にはドーハ世界選手権の経験があるのだと思います。

まだまだ成長途中の田中選手はシニアの国際大会2戦目の東京オリンピックではどんな走りを見せてくれるのでしょうか。

期待するしか有りません。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です