陸上

東京オリンピック陸上800mの日本代表候補予想!参加標準記録や選手選出の考え方や歴代選手についても

今回は陸上競技の中でも激しい戦いが繰り広げられる800mについてご紹介していきます。
800mは男女ともにトラックを2周する種目で、持久力とスピードの両方を兼ね備えた選手が勝つ非常に厳しい種目です。
分類としては中距離と言われています。
時間にしてもおよそ2分程度で終わる種目ですので、みている方も飽きずに楽しめる種目のひとつでもあります。

東京オリンピック陸上800mの歴代の日本代表選手

それではまず男子の800mから紹介していきます。
現在の日本記録は1分45秒75です。
この記録は2014年のゴールデングランプリ東京で当時大学4年生だった川元奨選手が樹立した記録です。
この記録は日本人として初めて1分45秒台に到達し、横田真人が2009年にマークした1分46秒16を5年ぶりに更新した記録です。
一方世界記録を参考までにご紹介していきます。
現在の世界記録は2012年のロンドンオリンピックでケニアのデイヴィッド・レクタ・ルディシャ選手が樹立した1分40秒91です。
この記録はいまだに破られていない人類で唯一1分40秒台で800mを走ったとてつもない記録ですが、日本記録と約5秒以上も離れています。
マラソンなどと違い1秒の差が非常に大きく、この差は当分埋められそうにない差と言えます。
しかし日本陸上の800mにも明るい話題があります。
2019年の日本選手権でクレイ・アーロン・竜波選手が日本高校記録となる1分46秒59の記録を樹立しました。
この記録は日本歴代6位のタイムでもあります。また日本記録保持者の川元選手の7連覇を阻止する走りでした。
2020年8月現在18歳のクレイアーロン選手はアメリカ人の父と日本人の母との間に生まれたハーフで、2020年秋にはアメリカのテキサスA&M大学へ進学する予定です。今後のますますの活躍が期待される選手です。

続いて女子の800mを見ていきましょう。
現在の日本記録は、2005年に杉本美保さんが記録した2分00秒45です。まだ日本人女性として2分の壁を突破した選手はおりません。世界記録は1983年にチェコスロバキアのヤルミラ・クラトフビロバ選手によって記録された1分53秒28です。この記録は40年近く更新されていない大記録ですが、男子同様日本記録とは大きく差のあるタイムです。2000年以降に樹立された記録を見ても約6秒ほど離れており、世界との差は非常に遠い種目です。

東京オリンピック陸上800m日本代表選出の考え方

それでは東京オリンピックで日本代表になるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
いくつか選考方法があるので紹介していきます。

●世界陸上競技選手権で3位入賞以上の成績を収めた日本人最上位の競技者で、日本陸上競技選手権終了時点までに、参加標準記録を満たした競技者。
●日本陸上競技選手権で3位入賞以上の成績を収めた競技者で、大会終了時点までに参加標準記録を満たした競技者。
●日本選手権 3 位入賞以上の成績を収めた競技者であって、ワールドランクにより出場資格を得た競技者。
●参加標準記録を満たした競技者。
●ワールドランクにより出場資格を得た競技者。

以上の5つの方法より選出されます。まずは日本陸上競技選手権で3位以上の好成績をおさめることが代表選手への一番の近道と言えますが、800mは先述の通り世界との差が非常に大きい種目ですので、まずは最低でも日本記録の更新が必須となってくる種目です。

詳しくはこちらをご参照ください。

なお、日本陸上競技選手権は2021年の6月ごろを予定されております。

東京オリンピック陸上800mの参加標準記録

それでは東京オリンピック800mの参加標準記録はどの程度なのでしょうか。

男子:1分45秒20
女子:1分59秒50

同じ中距離の1500m同様、男女ともに日本記録よりも速い設定となっております。
女子の記録でいえば、いまだ破られていない2分の壁を突破しなくてはなりません。
しかし決して無理な記録とは思えません。
スパイクやトレーニングの質も向上していますので、2021年の東京オリンピックまでに日本記録の更新とともに標準記録の突破をする選手が出てくる可能性はあると思っています。

東京オリンピック陸上800m日本代表候補予想!

なかなか複数の選手がオリンピック代表になることが難しいとされる800mですが、どの選手が現状一番近い位置にいるのでしょうか。
男子選手でいえば先述した下記2名です。

川元奨選手 自己ベスト:1分45秒75

クレイ・アーロン・竜波選手 自己ベスト:1分46秒59

特にクレイアーロン選手に注目しています。
新型コロナウイルスの影響で2020年秋に予定しているアメリカテキサスA&M大学への進学も心配されますが、クレイアーロン選手の伸び代に期待したいところです。
まだまだこれといった特徴や武器などを持っていないクレイアーロン選手ですが、逆にそこが彼の伸び代でもあるといえます。陸上競技の盛んなアメリカで心身ともに成長した姿を2021年の東京で見せてくれることを期待しています。

続いて女子ですが、下記の2名に注目しています。

卜部蘭選手 自己ベスト:2分02秒74
北村夢選手 自己ベスト:2分00秒92

 

卜部選手が25歳、北村選手が24歳とまだ若い選手です。
両選手ともに日本人選手特有の華奢な体型ですが、のびやかな走りが特徴的でクレイアーロン選手同様に伸び代に期待です。
まずは2分の壁をいち早く突破し世界で戦えるレベルの記録まで持っていってくれることを期待します。
また、2名は美人アスリートしても注目されており、次世代の選手も憧れにもなっています。そういった面での貢献も期待しています。

まとめ

ここまで中距離の800mについてご紹介していきました。
1500m同様日本の中距離界は世界との差が非常に大きい種目です。
しかし、中学生や高校生では非常に盛んな種目であり1人のスター選手が生まれれば大きく状況が変わる可能性があります。特に女子については2分という大きな壁を突破する選手が出てくれば男子100mが9秒台を出したことによって大きく変わったように世間からの注目度も変わってくるかと思います。
個人的には400mを得意としている選手が800mへどんどん挑戦して欲しいと思っております。
世界のレベルで戦うためには400mでのスピードが必要になってきます。より多くの選手が日本記録を更新し東京オリンピックの舞台に立ってくれることを期待しています。

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