陸上

東京オリンピック陸上400mの日本代表候補予想!参加標準記録や選手選出の考え方や歴代選手についても

今回は陸上競技のトラック種目の中でも最もハードと言われる400mについてご紹介していきます。
400mは究極の無酸素運動とも言われております。陸上トラックを1周ほぼ全力で走り切る種目です。
そのため分類としては中距離ではなく短距離の種目として扱われております。

東京オリンピック陸上400mの歴代の日本代表選手

それではまず400mの日本記録を見ていきましょう。

男子:高野進選手 44秒78 

男子は高野選手が1991年に樹立した44秒78 の記録が現在も日本記録として残っております。
2020年8月現在日本人で45秒を切った選手は高野選手だけです。
一方世界記録ですが、2016年の世界陸上で南アフリカのウェイド・バンニーキルク選手が樹立した43秒03です。バンニーキルク選手が世界記録を更新する前までは、1999年にアメリカのマイケル・ジョンソン選手が記録した43秒18でした。
当時「この記録は数十年破られない。」「人類でこの記録を超えられる選手はいるのか」などと言われた大記録でした。

 

 

そんな20世紀の陸上界のスーパースターマイケル・ジョンソン選手の記録を破ったバンニーキルク選手が出した記録は43秒台はおろか、あわや42秒台も見据えた記録です。
1991年以降44秒台の記録が出ていない日本とはかなりの差があることが事実です。

続いては女子の記録を見ていきましょう。

女子:丹野麻美選手 51秒75

女子は2008年に丹野選手が樹立した51秒75の記録が現在も残っております。
女子についても51秒台で走った選手は丹野選手ただ一人で、1人抜けた記録となっております。
同じく女子の世界記録は、1985年に東ドイツのマリタ・コッホ選手が樹立した47秒60です。21世紀に入ってからは2019年にバーレーンのサルワ・イード・ナセル選手が樹立した48秒14が最高記録です。
男子同様世界は51秒はおろか50秒を切り、48秒台の戦いになっており、非常に大きな差を広げられている種目です。

東京オリンピック陸上400m日本代表選出の考え方

それでは東京オリンピックで日本代表になるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
いくつか選考方法があるので紹介していきます。

●世界陸上競技選手権で3位入賞以上の成績を収めた日本人最上位の競技者で、日本陸上競技選手権終了時点までに、参加標準記録を満たした競技者。
●日本陸上競技選手権で3位入賞以上の成績を収めた競技者で、大会終了時点までに参加標準記録を満たした競技者。
●日本選手権 3 位入賞以上の成績を収めた競技者であって、ワールドランクにより出場資格を得た競技者。
●参加標準記録を満たした競技者。
●ワールドランクにより出場資格を得た競技者。

以上の5つの方法より選出されます。まずは日本陸上競技選手権で3位以上の好成績をおさめることが代表選手への一番の近道と言えますが、400mは先述の通り世界との差が非常に大きい種目ですので、まずは最低でも日本記録の更新が必須となってくる種目です。

詳しくはこちらをご参照ください。

なお、日本陸上競技選手権は2021年の6月ごろを予定されております。

東京オリンピック陸上400mの参加標準記録

続いて東京オリンピック陸上400mの参加標準記録を見ていきましょう。

男子:44秒90
女子:51秒35

男子は日本記録さえ更新すれば標準記録の突破が見えてくるタイム設定となっております。
女子についても日本記録と大きく離れていないことから決して可能性のない種目ではありません。
現在日本の陸上界では特に男子短距離で非常に話題になっていますので、この調子で400mも盛り上がってくれば日本記録の更新、44秒台スプリンターの誕生は近い将来現れると思っております。

個人的な考えでは現在200mを主戦場としている選手がどんどん400mに挑戦していって欲しいと思っております。高校や大学の競技会では4×400mリレーで100mや200mの選手が出場し活躍するケースは珍しくありません。同様に持ち前のスピードを武器に前半から思い切って行くことで大記録が生まれるのではないかと期待しております。

東京オリンピック陸上400m日本代表候補予想!

それでは現在の日本人選手で東京オリンピックの400m日本代表に近い選手は誰なのでしょうか。
まずは男子選手です。

ウォルシュ・ジュリアン選手 自己ベスト:45秒13

男子についてはジュリアン選手のポテンシャルに期待しております。ジャマイカ人の父と日本人の母との間に生まれた現在23歳のハーフの選手です。父譲りの強靭な身体を武器に近年自己ベストを更新し続けております。
現在は45秒台の自己ベストですが、100mも10秒3台で走るスピードもあり、日本記録を更新する期待がかかる選手です。2021年のシーズンは45秒の壁を突破し日本記録を更新を目指して欲しいと思っております。

続いて女子の選手です。

青山聖佳選手 自己ベスト:52秒38

女子は青山選手に期待がかかります。自己ベストの記録は2020年7月に出された記録で、現在24歳と伸び盛りの選手です。171cmの長身を生かした大きな走りが特徴的で200mのスピードもあり、久しぶりの日本記録更新が期待されます。

まとめ

今回ご紹介した400mについては世界との差が非常に大きく、東京オリンピックも出場することがまずは大きな目標です。
とはいえ、先述したように若い選手が台頭してきています。
特に男子のジュリアン選手には期待しており、2021年シーズンに久しぶりの44秒台が見れるのではと思っております。
100mや4×100mリレーの盛り上がり同様数々の記録が生まれることを楽しみにしております。

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